映画「マリアンヌ」
第二次世界大戦中、ある極秘任務の作戦で出会い結婚した諜報員の二人。
しかし、妻は二重スパイと疑われます。その真相に迫りながら妻を救おうと奮闘する夫。
過酷な運命に翻弄される二人。
二人の運命はどのようなラストを迎えるのでしょうか?
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映画「マリアンヌ」は2016年公開のアメリカのサスペンス映画です。
ラブストーリーでもあります。
原題はAlliedです。
Alliedと言う英語は、同盟するって言う意味です。
日本のタイトルは、同盟するじゃなく、主人公のマリアンヌの名前を取っています。
第二次世界大戦中に実際にあった話を基に作られたサスペン映画です。
監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの巨匠ロバート・ゼメキス監督。
主演はハリウッドの大スターブラット・ピット。
ヒロイン役にはフランスの大女優マリオン・コティヤール。二人の美しくも悲しい恋愛にも魅了されます。
映画「マリアンヌ」のキャスト
ブラッド・ピット/ Brad Pitt
生年月日:1963年12月18日
出身地:アメリカ オクラホマ
マックス・バタン役
マリオン・コティヤール/Marion Cotillard
生年月日:マリオン・コティヤール
出身地:フランス パリ
マリアンヌ・ボーセジュール役
映画「マリアンヌ」のあらすじ:任務のため夫婦のフリをする二人
第二次世界大戦中、1942年
カナダ人の諜報員のブラッド・ピット演じるマックス は、ある任務のためにフランス領のモロッコ砂漠に降り立ちます。
念のためモロッコの位置を地図で確認しておきましょう!
砂漠に降り立ったマックスは、待っていた運転手に導かれるままあるカサブランカのクラブに向かいます。
カサブランカは、モロッコの最大の都市です。
目的の女性、マリオン・コティヤール演じるマリアンヌに合流します。
初対面の二人は会った瞬間から夫婦のフリをはじめます。
実は、マリアンヌは、フランス人のレジスタンスの活動家だったのです。
そして、マックスとマリアンヌはドイツ社会に潜入してドイツ大使を暗殺するという重大な任務を担っていたのです。
先に任務に就いていたマリアンヌは既に周囲に溶け込んでいました。
マックスはそれに合わせて、敵をあざむくために夫婦のフリを努めます。
そして着々と任務を実行する作戦の準備をしていきます。
映画「マリアンヌ」のあらすじ:惹かれある二人
マックスとマリアンヌはドイツ大使館に行き、大使の参加するパーティーに運よく招待されることになります。
夫婦のフリをしているうちに、二人は徐々に惹かれ合います。
そして、大使暗殺の決行前夜、命の危険をともなう任務を前にして気持ちが高まるマックスとマリアンヌは、結ばれるのでした。
とうとう、大使暗殺を決行する当日。
二人の作戦通り屋外で諜報員が実行した爆発が起こり、パーティーの出席者が混乱する中、二人は隠していた武器で大使を射殺。
マックスとマリアンヌは、無傷で生き残り、その場を立ち去ることに成功します。
作戦に成功して感極まるマックスとマリアンヌ。
マックスは、ロンドンで結婚しようとプロポーズします。
その後二人はロンドンで小さな結婚式を挙げます。
第二次世界対戦は始まっていて、激しい戦火の中マリアンヌは女の子を出産します。
子供の名前は、「アナ」です。
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映画「マリアンヌ」のあらすじ:マリアンヌにある疑惑が!
1年後、二人は娘とともにロンドン郊外の静かな場所で幸せに暮らしていました。
そんな中、マックスはVセクションに呼び出されます。
そして、驚くことに、マリアンヌがドイツのスパイだという話を聞かされるのです。
本物のマリアンヌ・ボーセジュールという人物は1941年に亡くなっていて、その名前を利用してスパイ活動をしているというのです。
そして、カサブランカで殺害した大使は、実は反体制の分子だったので、その暗殺は、ヒトラーの指示だったと・・・。
Vセッションの男は72時間以内に作戦を実行するように命じます。
その作戦とはあるドイツのニセ情報を書いたメモをマリアンヌの見えるところに置くのです。
ドイツ軍がその情報を受け取ったと確認された場合には、マリアンヌがスパイであると証明されることになるというものでした。
その場合には、マックスにマリアンヌを殺害するように言われます。
マックスは、怒りと戸惑いの中、自分が愛した妻がスパイでないと信じ、作戦を実行します。
予定通りにメモを置き、マックスは独自の作戦にうつります。
映画「マリアンヌ」のあらすじ:妻の疑惑を晴らそうと奔走するマックス
マックスは、独自でも調査をします。
自らの手でマリアンヌの二重スパイの疑いを晴らすために、マリアンヌと共にレジスタンス活動をしていた男性ガイ・サングスタを訪ねます。
マリアンヌの写真を見せて本人かどうか確認しましが、彼は視力を失っていてわかりませんでした。
ガイ・サングスタは一緒に活動したドラマールという男に聞くように言います。
マックスは救助物資を輸送する任務に就いていた青年に、ドラマールという男性にマリアンヌの写真を見せて確認するように言い、これは大事なことだと伝えます。
ロンドンに戻ったマックスは、この青年がドラマールへの任務で時間がとられたために爆撃を受けて死んでしまったことを、上官のフランクから聞かされます。
マリアンヌの開くパーティーの最中、突然空からドイツ軍の砲撃が鳴り響きます。
イギリス軍が、撃ち落とした一機が落されて、家の周りが大混乱になります。
その翌朝。マックスとマリアンヌは家族三人でピクニックへ行き、束の間の幸せな時間を楽しみました。
この日が、実はマックスとマリアンヌにとって幸せな最後の日となるのです。
その夜、マックスはディエップに向かい、ついにドラマールを見つけマリアンヌの写真を見せますが、はっきりない証言でした。
しかしドラマールは、彼女は大勢のドイツ兵の中で「ラ・マルセイエーズ」という曲をピアノで弾いていたと言います。
<------ここからネタバレ記事あり------>
映画「マリアンヌ」のあらすじ:明かされるマリアンヌの正体
その次の日、自宅に帰ったマックスは、行きつけのパブにマリアンヌを連れて行き、マリアンヌに「ラ・マルセイエーズ」という曲を弾くように言います。
マリアンヌは、その曲を弾くことはできなかったのですが、マックスに自分のことがばれたと悟ります。
マックスはドラマールから聞いたことを話し責め立てます。
マリアンヌは、ドイツ軍のスパイであることを白状します。
そしてマリアンヌの正体が明らかになります。
ドイツ軍は、娘を人質にマリアンヌに諜報活動を強制していたのです。
娘の子守の女性は、ドイツのスパイだったのです。
でもマリアンヌは、マックスを愛する気持ちは本物だったとマックスに告げます。
妻を信じていたマックスは大きなショックを受けますが、二人で逃げる決意をします。
子守の女性を撃ち殺し、娘を連れ出したマックスとマリアンヌは、どしゃぶりの雨の中、飛行機で逃げようと飛行場に着ます。
しかしマックスは、フランクたちに見つかり、大逆罪で逮捕すると言われます。
マリアンヌはマックスに「愛している。アナをよろしくね」と言い残し銃で自殺します。
フランクはかけつけた部下たちに、マックスが容疑者である妻を処刑したと報告するように命令します。
このような結末を予感していたマリアンヌはマックスとアナに向けて手紙を残していました。
3人で過ごした幸せな日々への感謝、そして許しを請う内容でした。
マックスとアンは、今も元気に暮らしているのです。
<------ここまでネタバレ記事------>
では、次は、私が映画「マリアンヌ」を見た感想です。
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