「インターステラー」監督クリストファー・ノーランについて
「インターステラー」の監督であるクリストファー・ノーランは、若くして数多くの作品を大ヒットさせている、今最も勢いのある監督です。
娯楽性がありながら、人間心理も掘り下げて描いているところが彼の作品の魅力と言えるでしょう。
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クリストファー・ノーラン/Christopher Nolanプロフィール
生年月日:1970年7月30日
出身地:イギリスロンドン
イングランド人の父親とアメリカ人の母親のもとに生まれました。
イギリスとアメリカの両方で生活しながら育ちました。
クリストファー・ノーラン監督:若くして映画監督デビュー
短編映画の製作をはじめたのは、ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンに在学中のことです。
そして1998年初の長編作品である「フォロウィング」で監督デビューしてから、次々を映画制作をしています。
2000年「メメント」、
2002年「インソムニア」、
2005「バッドマンビギンズ」、
2006年「プレステージ」、
2008年「ダークナイト」、
2010年「インセプション」、
2012年「ダークナイト ライジング」、
2013「マン・オブ・スティール」、
2014年「トランセンデンス」「インターステラー」
非常にハイペースで映画製作をしています。
ここまでのペースで作品を作り、さらにヒットさせている監督はいないでしょう。
まさに世界一のヒットメーカー監督と言えますね。
クリストファー・ノーラン監督:作品の特徴
クリストファー・ノーランの作品がなぜヒットするのか?
その魅力は何でしょうか。
まずは、脚本の素晴らしさです。
複雑な時系列、フラッシュバックが繰り返されながら、巧妙に練られたストーリー展開で、驚愕のラストへ向かっていきます。
非常に難解な作品も多いのですが、だからこそ、何度も観たくなる、何度でも楽しめる作品なのです。
彼の作品の核は普遍的な人間愛です。
人間ドラマがしっかりと描かれているからこそ、観客は難解な内容についていけなくならずに、引き込まれていくのです。
また、人間心理の奥底まで描くことにより、さらに深みのある人間ドラマに仕上がっているのです。
さらに、彼の作品の魅力は映像の凄さです。
効率の良さからデジタル撮影が主流となる中、彼は徹底したアナログ・フィルム主義です。
「ダークナイト」では、本物のビルを丸ごと爆破して撮影したというのは有名な話です。
彼の徹底した映像へのこだわりが、壮大で斬新的な映像を生み出しているのでしょう。
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クリストファー・ノーラン監督:秘密主義
クリストファー・ノーランの作品に対する秘密主義は有名です。
撮影の段階から、極秘で撮影されるなど、できるだけ映画の内容を漏らさないように徹底しているそうです。
予告編にもこだわりがあるようで、作品のテイストだけを伝えるようにして、ネタバレになるような内容は一切入れないようにしているそうです。
また、キャスティングについても、直前まで全貌が明かされないことがあり、「インセプション」公開の時には、渡辺謙がシークレットキャストとして、公開直前まで公表されていませんでした。
このような秘密主義に対して、毎回クランクイン前から予想サイトなどが立ち上がるのです。
映画を観る前から、映画ファンはすっかり彼の映画に引き込まれているのです。
ちなみに、ハリウッド映画やアメリカドラマでは、ラストシーンに重大なネタバレがある場合には、敢えて本当のラストシーンと嘘のラストシーンを撮影することがあるんですよ。
撮影を目撃したファンなどに情報が流さることへの対策なのです。
エンターテイメント大国アメリカならではですね。
クリストファー・ノーラン監督:クリストファー・ノーランを支える家族
クリストファー・ノーランは、1997年に映画プロデューサーであるエマ・トーマスと結婚して、4人の子供とともに暮らしています。
さらに、彼には脚本家であるジョナサン・ノーランという弟がいます。
この妻と弟の存在は、彼の成功に不可欠だったようです。
ジョナサン・ノーランは「メメント」の原案を手掛け、「プレステージ」「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」「インターステラー」では脚本を担当しています。
一方、エマ・トーマスは、「フォロウィング」「メメント」「バッドマン ビギンズ」「プレステージ」「ダークナイト」「インセプション」「ダークナイト ライジング」「マン・オブ・スティール」「インターステラー」の製作を手掛けています。
様々な人間関係が渦巻くハリウッドショービジネス界の中で、絶対的信頼のある家族に支えられていることは、非常に強みになっているようです。
クリストファー・ノーラン監督:かっこよさ
クリストファー・ノーランの生み出す作品は魅力的です。
さらに彼の魅力は、かっこ良さです。
俳優と並んでも見劣りすることのないかっこ良さです。
映画監督と言うと、ボサボサ頭に無精ひげ、おしゃれには無頓着なイメージがありますよね。
しかし、彼はいつもお洒落なスーツをビシッと着こなし、知的でスマートなかっこいい監督です。
彼のスタイルが、新しい監督像になるかもしれませんね。
まさに映画の天才と言えるでしょう。
彼の作品は、アクション、ヒューマンドラマなどの枠を超えた、クリストファー・ノーランジャンルです。
今後も、世界中を驚かせてくれることでしょう。
では、次はクリストファー・ノーラン監督のおすすめの3作品を見てみましょう!
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