「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」アレハンドロ・ゴンザレス・イナリトゥ監督
アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞を受賞した「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」をしたのは、メキシコ出身の監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ!
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥは、今最も注目されている監督の一人です。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督を紹介しましょう!
スポンサーリンク
アレハンドロ・ゴンザレス・イナリトゥ監督:メキシコ映画界からアメリカ映画界へ
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
Alejandro González Iñárritu
生年月日:1963年8月15日
出身地:メキシコ・シティ
メキシコ・シティの中産階級の家庭で育ちました。
2000年に長編映画「アモーレス・ペロス」で監督デビューすることになります。
この映画がカンヌ国際映画祭や東京国際映画祭で高い評価を得ます。
2003年「21グラム」でアメリカ進出を果たします。
ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロという個性派俳優が出演しました。
この「21グラム」は、批評家たちから高く評価されました。
2006年に製作された「バベル」では世界規模の撮影と、アメリカ、メキシコ、そして日本のスター俳優が共演するということで大きな話題を集めました。
モロッコでテロリストとして追われる幼い兄弟、その弾丸に撃たれモロッコへやってきたアメリカ人夫婦。
そしてアメリカで働くメキシコ人の不法就労者、東京で暮らす女子高生。
時間の軸が交差していきストーリーが展開されます。
アメリカ人夫婦役は、ブラッド・ピット 、ケイト・ウィンスレットの豪華ハリウッドスター!
日本からは、役所広司、菊池凛子が出演!
菊地凛子はアカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。
この作品は、またしても高く評価され、アカデミー賞では作品賞、監督賞にノミネートされるという快挙と成し遂げました。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。
まだ、監督作品は少ないものの、毎回必ず傑作を作り、ヒットさせる監督として、世界中から注目を集めるようになりました。
アレハンドロ・ゴンザレス・イナリトゥ監督:「バードマン あるいは(無知がもらたす予期せぬ奇跡)」が大ヒット
2014年、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は、また新しいジャンルの映画を作ります。
ブラック・コメディ作品です。
彼は「この作品を人々が受け入れてくれたら嬉しい。ユーモアというのは難しいものである。ユーモアはドラマほど通用しないと言うが、私はこの映画でそこを確認してみたい」と語っています。
そして、この作品は、世界中から賞賛を受けるとになりました。
批評家からも映画ファンからも絶大な支持をされて、映画は大ヒットしました。
そして、アカデミー賞では、見事作品賞、監督賞、脚本賞を受賞します。
この作品の成功により、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の人気は不動のものとなりました。
スポンサーリンク
アレハンドロ・ゴンザレス・イナリトゥ監督:さらなる期待
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の大ヒットの次に製作したのは、「レヴェナント:蘇えりし者」です。
この作品で、なんとアカデミー賞2年連続監督賞を受賞するという歴史的快挙を達成しました。
さらに、主演のレオナルドディカプリオが、ついに主演男優賞を受賞したということでも話題になりました。
デビュー作から、全ての作品をヒットさせてきた天才的な監督。
間違いなく21世紀を代表する監督になるでしょう。
今後の作品にも大いに期待したいですね。
アレハンドロ・ゴンザレス・イナリトゥ監督:亡き息子への想い
彼の作品は、「死」や「喪失」を描いていることが多いと思います。
死や喪失に直面した時に、人間はどう生きていくのか、周りの人間とどう関わっていくのか、どのようにして希望を見出していくのか、といった人間心理を深く追求しているように思います。
そこで、調べていくうちに、ある真実を見つけました。
彼は、生後数日で息子さんを亡くした経験があるそうです。
デビュー作「アモーレス・ベロス」は、この息子さんのために作った作品とも語っています。
また、彼は「人生は永遠ではない。
だからこそ、いつも”死”を意識して、ベストを尽くそうとしている」と語っています。
彼の作風は、このような想いが根底にあるようです。
以上、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の監督、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ」についてご紹介してきました。
メキシコ出身の彼は、今や世界中から注目される監督になったようです。
どの作品も非常に完成度の高い、魂のこもった作品ばかりです。
早く次回作を観てみたいですね。
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」関連記事
>>「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のあらすじ!ちょっと面白い題名の名作です。
>>アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の最高傑作「アモーレス・ペロス」!おすすめです♪
>>バットマンと言えばマイケル・キートン、マイケル・キートンと言えば、バットマン!再ブレイク!
>>映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の衝撃のラストシーン!微笑みの意味は?
関連記事はこちらです♪
スポンサーリンク