映画「ニューヨーク、アイラブユー」の私の感想
映画「ニューヨーク、アイラブユー」は、2009年のフランスとアメリカの合作映画です。
世界中の18人の監督がパリを舞台にそれぞれの愛のかたちを描いた「パリ、ジュテーム」。
この作品をプロデュースしたエマニュエル・ベンビイが、次に選んだ舞台はニューヨークです。
映画「ニューヨーク、アイラブユー」は、ニューヨークを舞台に10人の監督が、それぞれの男女の物語を描きます。
11個のストーリーと、最後にその11個のストーリーを1つにつなぐストーリーで構成されています。
11個のストーリーのうち、同じ監督が2つのストーリーを担当しています。
世界各国から集まった才能ある名監督たちと、次から次へと登場する豪華な俳優たちの個性溢れるストーリーに、満足感たっぷりの作品です。
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「ニューヨーク、アイラブユー」の感想!見どころ1:豪華な俳優、女優たち
この映画「ニューヨーク、アイラブユー」の一番見どころは、とにかくたくさんの名優たちが続々登場するところです。
主役級のスターたちが、贅沢にもちょっとずつ出演しているので、お得感を満喫できる作品です。
どの俳優、女優も素晴らしいのですが、その中から、注目して頂きたい俳優、女優をご紹介したいと思います。
まずは、スリ師の青年とスリの攻防を繰り広げる大学教師役のアンディ・ガルシア。
「ゴッドファーザー」を彷彿とされるようなかっこよさと渋さがたまりませんね。
イケメン俳優ヘイデン・クリステンセンも良かったのですが、アンディ・ガルシア相手にはちょっと印象が薄かったかなと思います。
次のエピソードに登場するのは、ナタリー・ポートマンです。
彼女は、ユダヤ人女性として髪を全て剃り落した頭を披露します。
これは、本物のようです。
以前、「Vフォー・ヴェンデッタ」でもスキンヘッド姿を披露した彼女ですが、今回も驚愕の美しさでした。
次に注目したいのがシャイア・ラブーフです。
多くのアクション大作に主演して大スターとなった彼ですが、今回のキャラクターは、ちょっと今までにない意外なキャラクターでした。
ストーリー自体が、どこが現実でどこが幻想なのかわからない不思議な雰囲気で包まれているのですが、彼もその雰囲気が実に巧く出ていました。
「ニューヨーク、アイラブユー」の感想!見どころ2:ニューヨークの魅力
映画の街として、色々な映画の舞台になってきたニューヨーク。
このニューヨークを舞台に、世界各国を代表する監督たちが、それぞれのニューヨークを描いています。
この作品では、ソーホー、ハーレム、セントラルパーク、グリニッジ・ビレッジなどの、ニューヨーク映画おなじみの場所が舞台になっています。
その映像を見ているだけでも旅行気分に浸れて楽しめました。
人種のるつぼと言われるニューヨークには、世界中から集まった様々な人種の人々がひしめき合って生活しています。
そして、そこには無限の愛のカタチがあるのです。
そのワンシーンを垣間見ているような面白さがあります。
映画「ニューヨーク、アイラブユー」を見ていて、ニューヨークならではのタクシーや地下鉄、レストラン前の喫煙シーンなども、わくわくしますね。
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「ニューヨーク、アイラブユー」の感想!見どころ3:短編ならではのおもしろさ
この映画「ニューヨーク、アイラブユー」は一つのストーリーが10分程度ずつです。
そのテンポの良さが良かったです。
10分という限られた時間の中にたくさんの要素がギュッと凝縮されていました。
しっかりとオチがあるストーリー、ラストの解釈は観る人に任されるようなストーリーもありました。
シリアスなテーマのものもあれば、爽やかな青春ドラマ、心温まるヒューマンドラマ、大人の不思議なファンタジーのような雰囲気のストーリーもありました。
それぞれのストーリーに違った味わい方があるのです。ストーリーに統一感がないのが、様々な人人々が集まるニューヨークを象徴しているようにも見えました。
また、長編作品では実現できなくても、短編作品ではできる挑戦的要素も強いように思いました。
それぞれの監督が、「一度撮ってみたかったストーリー」を描いているように感じました。
映画「ニューヨーク、アイラブユー」は、それぞれのストーリーをどんな監督が担当しているのか知った上で観ると、さらに興味深いと思います。
「ニューヨーク、アイラブユー」の感想!見どころ4:海外ドラマのスターが多数出演
この映画「ニューヨーク、アイラブユー」は、映画ファンだけでなく、海外ドラマファンにおすすめの作品でもあります。
海外ドラマおなじみの大スターが出演しているのです。ご紹介したいと思います。
まずは、アンディ・ガルシア演じる大学教授の愛人役を演じるレイチェル・ビルソン。
彼女は、西海岸の最先端ファッションとスタイリッシュな恋愛模様が爆発的人気を集めたTVドラマ「The O.C.」でヒロインマリッサの親友サマーを演じました。そのキュートな魅力は今でも健在でした。
次に登場する海外ドラマスターは、TVドラマ「NIKITA/ニキータ」でヒロインを演じたマギー・Qです。
イーサン・ホーク演じる男からのアプローチを、さらりとかわすかっこいい娼婦を演じています。
リュック・ベッソンの「ニキータ」をもとにしたTVドラマで、アジア系女優がニキータを演じるということで話題になりました。
ニューヨークを生きる若者を描いて大ヒットしたTVドラマ「ゴシップガール」からは、ブレイク・ライヴリーが出演しています。
車椅子の少女のストーリーで、少年を振った元カノ役で登場しています。
ちょっとだけの出演時間ですが、「ゴシップガール」セリーナの貫禄を見せつけていましたね。
最後にご紹介するのは、タクシーの中で情熱的な愛をかわす女性を演じたドレア・ド・マッテオです。
彼女は、TVドラマ「デスパレートな妻たち」出演しており、1つのシーズンだけの出演でしたが、インパクトのあるキャラクターで記憶に残っている方も多いと思います。
もう一人ご紹介したいのが、車椅子の少女のストーリーを監督したブレット・ラトナー監督です。
彼は、多くの映画を監督しているのですが、TVドラマ「プリズンブレイク」を監督していることでも有名です。
では、次は映画「ニューヨーク、アイラブユー」のあらすじを見てみましょう!
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