「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」の誕生秘話
映画「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」は リチャード・カーティス監督の最後の監督作品ということで、リチャード・カーティス監督の想いが詰まった作品になっているようです。
あまり知られていない映画映画「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」の誕生秘話について紹介しましょう！
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「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」は亡き家族への想いを込めた作品
リチャード・カーティス監督が、この映画「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」を作ろうと思ったきっかけは、「もし生きられるのがあと一日だということがわかったら、その日をどう過ごすだろう」と友人と話したことがきっかけだったのです。
人は毎日、その日が人生最後の日だとしても悔いのないような毎日を送れているのだろうかという思いから、この「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」の構想が広がったようです。
また、リチャード・カーティス監督は両親と妹を亡くしているのですが、自身仕事が忙しく家族と十分な時間を過ごすことができなかったということを、ずっと後悔していたようです。
このような家族に対する想いもこの「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」込められているようです。
「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」のドーナル・グリーソンについて
リチャード・カーティス監督作品の主人公は、個人的にヒュー・グラント/Hugh Grantのイメージが強いです。
頼りないなくパッとしない男性が多いように思います。
監督は、ティム役を選ぶ時に、かっこいいだけでなく、コメディを演じることができる俳優を探しました。
どんなにハンサムでも退屈な俳優ではダメで、見ただけで親近感が湧くような、温かみのある俳優が理想的だったとのことです。
そこで抜てきされたのが、クールなハンサムさと、かわいい温かみをもったドーナル・グリーソン/Domhnall Gleesonだったのです。
また、この映画「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」に欠かせないのが親子愛です。
ドーナル自身が父であり俳優であるブレンダン・グリーソンをとても尊敬していて、良い親子関係であるということも、大事なことだったようです。
ティムからにじみ出る家族に対する温かさは、ドーナル自身のものだったようです。
「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」のレイチェル・マクアダムスについて
リチャード・カーティス監督作品に出演するのは、ほとんどがイギリス俳優です。
しかし、今回のヒロインを演じたのはハリウッド女優レイチェル・マクアダムス/Rachel・McAdamsです。
ちょっと意外なキャスティングのようにも感じたのですが、リチャード・カーティス監督は、レイチェル・マクアダムスの起用について「自分の好み」と公言しています。
ヒロイン役は監督が勝手に決めて良いと言われ、真っ先にレイチェルを選びました。
以前にもレイチェル・マクアダムスの起用を希望したことがあるそうなのですが、レイチェルのスケジュールが合わずに実現しなかったそうで、今回はリチャード・カーティス監督念願のヒロイン役だったのです。
イギリス人のスタッフ、俳優だらけの撮影現場の中で、レイチェルはハリウッド大女優の気取ったところは一切なく、とても気さくな女優で、イギリス人の中に家族のように溶け込んでいきました。
映画の中でキュートな魅力いっぱいのレイチェル・マクアダムスは、実際にも愛されキャラの素敵な女性なのです。
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リチャード・カーティス監督がタイムトラベルできたとしたら？
タイムトラベルについて描いている中で、リチャード・カーティス監督自身もきっと自分が戻ってみたい過去について考えたはず。
それについて、リチャード・カーティス監督は、ある2つの時代に戻りたいと言っていました。
1つ目は、子供の頃に行けなかったビートルズのコンサート。
2つ目は、20歳の時に5年間立ち直れなかった大失恋をやり直すための時間に戻りたいと。
しかし、その大失恋があったからこそ、今までの映画が生まれてきたので、ビートルズのコンサートに戻りたいかな、と語っていました。
「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」の誕生秘話についてご紹介してきました。
作品同様に、多くの愛に支えられて完成した作品なのです。
映画作りにおいて、真実の愛が溢れていたからこそ、このような素敵な作品が出来上がったのですね。
タイムトラベルでもし自分の過去に戻れるなら？
リチャード・カーティス監督は、２つの時代に戻りたいと言われましたが、私なんか２つどころか、戻ってみたい時期は、１０個以上ありますよ！
では、次は、「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」リチャード・カーティス監督が手掛けた脚本と監督作品の中で３つのおすすめを紹介します！
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