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「ダンケルク」 外国映画 映画監督&脚本

映画「ダンケルク」を見た私の感想と評価!今までのノーラン作品とは一味違う新しいノーラン作品です。

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映画「ダンケルク」の感想と評価

素晴らしい映像美と斬新な世界観で毎回素晴らしい映画の世界を見せてくれるクリストファー・ノーラン監督。

彼が今回初めて実話をもとに戦争映画「ダンケルク」を手掛けました。

映画「ダンケルク」は、ものすごい臨場感と極限の緊張感で圧倒されます。

陸、海、空の3つの視点からそれぞれの物語を巧妙に描き、感動のラストへとつないでいくところは、クリストファー・ノーランの得意の技。

映画「ダンケルク」で、また新たなクリストファー・ノーランワールドを堪能することができました。

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「ダンケルク」感想と評価:新しいクリストファー・ノーラン作品の誕生

「インセプション」や「インターステラー」など、クリストファー・ノーラン作品と言えば、斬新な映像世界と発想が特徴です。

折れ曲がったビルや異次元世界など、観たこともないような世界に度肝を抜かれてきました。

しかし、今回の映画「ダンケルク」は実話をもとに描いた作品ということで、そのような斬新な世界観はありません。

「ダンケルク」は、真正面から戦争を描いています。

最初、個人的に戦争映画はあまり好きなほうではないので、映画「ダンケルク」に対しても、ちょっと興味が半減していたのですが、とりあえずクリストファー・ノーランの最新作ということで観てみました。

映画「ダンケルク」はただの戦争映画ではありません。

映画「ダンケルク」は、クリストファー・ノーランにしか描けない斬新な戦争映画でした。

「ダンケルク」感想と評価:臨場感がすごい

映画「ダンケルク」は、静かなシーンから始まります。

静けさに包まれた街を歩く数人の兵士。

そして突然静寂を破り、凄まじい銃弾の音が鳴り響きます。

これで一気に、日常からダンケルクの戦場へと引き込まれます。

そして、逃げ惑う兵士と爆音の銃弾シーンが続きます。

こんな凄まじいシーンが続いたらきついな…と思ったら、なんとこの緊張感が映画のラストまで続きました。

陸、海、空と3つの視点から描かれているので、それぞれ場面は変わるのですが、場面が変わっても緊迫感は変わりません。

普通の戦争映画だと、戦場ではない場面のシーンを挟んだり、空想や回想シーンが出てきますが、この作品はそのようなシーンは一切ありません。

映画「ダンケルク」を観ている観客は戦場に置き去りにされた状態になります。

普通に会話をしていたと思ったら、次の瞬間予告なしに銃弾や爆弾の攻撃を受けます。

この描き方が上手いですね。

ハラハラドキドキ感なんてものではなく、息苦しさを感じるほどの臨場感でした。

「ダンケルク」感想と評価:音響がいい!

また、「ダンケルク」では、音の効果も出ていました。

銃弾や爆弾の音も凄いのですが、それよりも、兵士たちの息づかいや、悲鳴、叫び声が臨場感を出していました。

早く抜け出したい、救出されたいと、まるで自分がそこにいるかのような気分にさせられます。

「ダンケルク」感想と評価:戦わない戦争映画

「ダンケルク」は戦争映画ですが、観ていてすぐに違和感を覚えます。

それは戦いのシーンがないからです。

普通戦争映画と言えば、武器を手に戦い、敵に勝つ、そしてヒーローが誕生するという流れがありますよね。

しかし、「ダンケルク」は戦うことはありません。

戦闘機のパイロットだけは、敵の戦闘機を撃墜するために攻撃しますが、それは仲間を守る為です。

それ以外は、ひたすら逃げる、隠れる、救出するシーンばかりです。

この描き方が斬新でしたね。

さすがクリストファー・ノーランの描く戦争映画は一味違うなと思いました。

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「ダンケルク」感想と評価:3つの視点の描き方が面白い

映画「ダンケルク」の特徴は、陸、海、空の3つの視点から描かれていることです。

これだけならよくある手法ですが、クリストファー・ノーランは、この3つをそれぞれの時間の流れで描いています。

クリストファー・ノーラン作品の「インセプション」では、夢の階層ごとに時間の流れるスピードが変わっていました。

そしてその流れる時間の違いを利用した演出が実に面白かったのを思い出しました。

陸は1週間、海は1日、空は1時間という時間の違いをどうクロスしていくのか楽しみにていましたが、緻密に慣れたストーリーで上手く繋がっていきます。

そして最後に3つの時間軸クロスオーバーし、感動のラストへと向かっていくのです。

混乱するかと思っていたのですが、これが意外とわかりやすい繋がり方で楽しめました。

「ダンケルク」感想と評価:ドラマ性がない

「ダンケルク」はそれぞれの登場人物の説明がありません。

どんな過去があるのか、どんな家族がいるのか等の背景が全然描かれていないのです。

それどころかセリフもほとんどありません。

だから観客は、物語として観るのではなく、本当にその場にいるような感覚になります。

戦場で出会ったかのように登場人物を見るのです。

どんな人なのかわからないまま話が進んでいくのです。

また、セリフがない分ちょっとした表情や行動からどんな人なのか想像が広がる面白さもありました。

また、印象的だったのが男たちの助け合う姿です。

わざとらしい人間ドラマの演出はなく、淡々と当たり前のように助け合う男たちの姿が、かえってとても感動的でした。

会話はなくても言葉にしなくても伝わる友情がありました。

「ダンケルク」感想と評価:ラストの描き方が素晴らしい

3つの時間軸が重なり、登場人物は同じ時間の中でラストを迎えます。

民間船のドーソンは無事に救出活動を終えて以前の生活に戻ります。

大勢の兵士を助けた戦闘機パイロットファリアーは、不時着したと同時にドイツ軍に捕らえられるところでシーンが終わりその後は描かれていません。

そして、トミーとアレックスは汽車に乗ってイギリスに帰ります。

逃げ帰った兵士として国民から責められると懸念するアレックス。

そしてトミーは新聞を見ます。

そこには、奇跡の脱出劇としてダンケルクの撤退を称えた記事がありました。

また、汽車に並走する国民たちからは英雄たちのような歓迎を受けます。

ここでトミーが安堵の表情と浮かべるかと思ったのですが、微妙な表情のままです。

「そうきたか」と思いました。

トミーは初めは弱々しく、ただ逃げ惑う若い兵士に見えました。

しかし徐々に仲間に対する責任感や愛国心が見えてきます。

そんなトミーにとってダンケルクの救出は完全なる敗北だったのでしょう。

命を惜しまずに国のために戦ってきた彼にとっては、いくら周りから賛辞の言葉をもらっても、自分自身が納得することはできなかったのだと思います。

しかしこれは私の個人的な意見です。

とても微妙な表情だったので、映画「ダンケルク」は、見る方によって解釈が変わってくると思います。

つまりクリストファー・ノーランによって問いを投げかけられたラストだったと思います。

戦争における事実に対しては、非難されることも美化されることもあります。

しかし、本当のところはその場にいた人にしかわからないというメッセージが込められていたと思います。

映画「ダンケルク」の感想でした。

映画「ダンケルク」は、今までのノーラン作品とは一味違う新しいノーラン作品だと思います。

観終わったあと、なかなか席を立てないような感動がありました。

非常に満足度の高い作品でした。

映画「ダンケルク」の感想でした。

では、次は、映画「ダンケルク」のキャスト、4名のベテラン俳優と2名の新人俳優を見てみましょう!

映画「ダンケルク」のキャスト!4名のベテラン俳優と2名の新人俳優が演じる男達のドラマ!

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