映画「ミッドナイト・イン・パリ」のキャシー・ベイツ
映画「ミッドナイト・イン・パリ」でガートルード・スタインを演じたキャシー・ベイツ。
「ミッドナイト・イン・パリ」は出演者が非常に多い作品でいたが、キャシー・ベイツは、マリオン・コティヤールの次に存在感のあった女優でした。
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私は、ずっと以前から、このキャシー・ベイツが大好きなのです。
超ベテラン女優です。
大きな体と貫禄ある演技。
作品に喝を入れてくれるような存在です。
・・・それと、なんとキャシー・ベイツのお誕生日は私と一緒!
お誕生日が6月28日と言うのは、藤原紀香さんと、キャシー・ベイツなのです。
キャシー・ベイツは、お誕生日が一緒と知って以来のファンです。
さあ、今日は、キャシー・ベイツをご紹介しましょう!
キャシー・ベイツ/Kathy Bates
生年月日:1948年6月28日
出身地:アメリカ テキサス州メンフィス
22才の時、ニューヨークに移り舞台女優からスタートします。
1983年、キャシー・ベイツ35才の時に『Night, Mother』でトニー賞の演劇主演女優賞にノミネートされます。
映画は、1971年『パパ/ずれてるゥ!』でデビュー。
キャシー・ベイツ:映画「ミザリー」で大ブレイク!
そして、1983年 42才の時の映画「ミザリー」がキャシー・ベイツの運命を大きく変えます。
当時まだ無名だったキャシー・ベイツは、映画「ミザリー」で重要なのアニー役に大抜擢されたのです。
そして、この映画でキャシー・ベイツは大ブレイクします!
この映画でキャシー・ベイツの名前が知れ渡るようになりました。
この映画は、アニー役を演じる女優の演技にかかっています。
キャシー・ベイツの抜擢は、大成功だったと言えるでしょう。
それまでは、ああ、あの大きな身体の女優さんね、くらいで名前まで知れ渡っていませんでした。
この映画「ミザリー」の狂気的な演技が評価されてアカデミー賞主演女優賞とゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。
今、思い出しても震えがくるような恐ろしい演技でした。
笑顔さえ見せながら、静かに語りかけるアニーが、突然、癇癪を起こして豹変します。
その豹変ぶりは、すごい!としか言えません。
この「ミザリー」の原作は、スティーブン・キングです。
ばくっとこんなストーリーです。
雪道の自動車事故で半身不随になった流行作家のポール・シェルダン。元看護師の愛読者、アニーに助けられて一安心と思いきや、彼女に監禁され、自分ひとりのために作品を書けと脅迫される―。キング自身の体験に根ざす“ファン心理の恐ろしさ”を極限まで追求した傑作。
Amazonより
そのポールを助けたアニーは、自分の家に連れて帰ったポールの「一番のファン」だったのです。
そのアニーの役が、キャリー・ベイツでした。
すごいインパクトのある役でした。
しかし、その時ポールが持っていた「ミザリー」の原稿を読んだ途端、ポールの態度は急変するのです。
それは、その原稿の中で、ポールはミザリーを殺してしまっていたからなのです。
もうミザリーは書きたくなくて、新たな分野の小説を書きたいと。
でも、ミザリーの大ファンであるアニーは、それを許さず原稿を書き直せとポールに要求します。
アニーが、段々と狂気に変わっていき、その行為はエスカレートしていきます。
そして、ポールは命懸けて脱出します
アニーの行動は、見ていて本当に恐ろしかった・・・・。
またキャシー・ベイツの演技を見て、女優さんって本当にすごいな〜と感銘しました。
この映画「ミザリー」、ボールを演じていた俳優誰だったかしら?とキャシー・ベイツの印象しか残っていません。
キャシー・ベイツ:舞台、映画、テレビドラマで活躍
1971年に映画デビューしてから、非常に多くの作品に出演しています。
ジャンルも様々で、超大作から小さな作品まで幅広い作品に出演しています。
ウディ・アレン監督の作品には、1991年「ウディ・アレンの影と霧」という作品に出演しています。
久々にウディ・アレン監督作品に戻ってきたのですね。
昔から映画女優として活躍していたイメージがありますが、実は舞台出身の女優です。
トニー賞にノミネートされましたし、さらにテレビドラマでも活躍しエミー賞も受賞しています。
1997年の「タイタニック」にも出演していましたね。
舞台、映画、テレビと本当に幅広いジャンルの中で愛され続けている女優であることがわかります。
テレビドラマでは、2011年から「ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所」で主人公の弁護士ハリーを演じました。
>>ブロマイド写真★海外ドラマ『ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所』/キャスト4人/キャシー・ベイツ
毒舌ながら温かい気持ちを持つ個性的な主人公を熱演しました。
リーガルドラマ「アリー・my・love」の制作デビット・E・ケリーによる法律ドラマということで、面白いドラマだったのですが、シーズン2で終了してしまいました。
打ち切りと聞いて、「ええ?どうして?」と不思議に思いました。
キャシー・ベイツファンと、法律ドラマ好きの私としては、好きなドラマだったから。
キャシー・ベイツもハマり役で、内容も面白いドラマだったのに残念です。
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キャシー・ベイツ:「ミッドナイト・イン・パリ」のガートルード・スタインとは?
映画「ミッドナイト・イン・パリ」で、ジムは、ヘミングウェイに自分の原稿を見てほしいと頼みます。
するとヘミングウェイは、キャシー・ベイツ演じるガートルード・スタインに原稿を見せると言い、彼女の館に連れていきます。
お恥ずかしながら、ガートルード・スタインという人物を知りませんでした。
調べて見るとアメリカの作家、詩人である人物でした。
ガートルード・スタイン/Gertrude Stein
生年月日:1946年7月27日
出身地:フランス
このガートルード・スタインの写真を見て、一つ謎が解けました。
映画「ミッドナイト・イン・パリス」でのキャシー・ベイツのヘアスタイルです。
映画を見た時、どうしてキャシー・ベイツはこんな短い髪型しているのだろう?と思ったからです。
本物のガートルード・スタインのヘアスタイルを真似ていたのですね。
ガートルード・スタインは、作家・詩人と言うだけでなく美術収集家でもありました。
パリには画家や詩人が集うサロンを開いていました。
サロンに集まる芸術家との交流の中で、現代の芸術や文学の発展のきっかけと与えていたとも言われています。
映画の中でも、若き芸術家たちに鋭い意見をぶつけていました。
キャシー・ベイツ:厳しいけれど温かい母親役
長きに渡り色々な役を演じてきたキャシー・ベイツですが、私の中では、映画「ミザリー」は、例外としてやはり母親役のイメージが強いです。
厳しいけれど、本当は温かい愛に溢れている母親のイメージがあります。
トレードマークとも言える大きな体のせいもあるかもしれませんが、包容力がありますね。
この体型は彼女の魅力だと思います。
ハリウッド映画になくてはならない大女優の一人です。
すでに70歳を越えているのですが、全くそのような年には見えません。
まだまだ若々しいパワーを感じます。
映画「ミッドナイト・イン・パリ」で重要なキャラクター、ガートルード・スタインを好演したキャシー・ベイツ。
70歳を越えて活躍している俳優はたくさんいますが、70歳を越えて第一線で活躍している女優というのは珍しいですね。
これからも活躍に期待したいですね。
では、次は、パリが舞台の私のおすすめ映画を3作 紹介しましょう!
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