映画「マダム・フローレンス!夢見るふたり」のあらすじ
映画「マダム・フローレンス!夢見るふたり」は、実在した音痴で有名なソプラノ歌手を、大女優メリル・ストリープが熱演したコメディ作品です。
2016年のイギリス映画で、原題はFlorence Foster Jenkins。
音楽をとても愛している資産家のマダム・フローレンスは歌手になることを夢見ていました。
献身的な夫は、音痴な彼女が世間の笑いものにならないように奔走します。
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共演はラブコメ帝王のヒュー・グラント。
二人のおかしくもちょっと切ない夫婦愛が描かれます。
「マダム・フローレンス!夢見るふたり」のキャスト
メリル・ストリープ/Meryl Streep
生年月日:1949年6月22日
出身地:アメリカ ニュージャージー州
フローレンス・フォスター役
ヒュー・グラント/Hugh Grant
生年月日:1960年9月9日
出身地:イギリス ロンドン
シンクレア・ベイフィールド役
ヒュー・グラントについてもっと詳しくはこの記事を!
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レベッカ・ファーガソン/ Rebecca Ferguson
生年月日:1983年10月19日
出身地:スウェーデン
レベッカ・ファーガソンについては、こちらの記事を読んでね。
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「マダム・フローレンス!夢見るふたり」のあらすじ:マダム・フローレンスの挑戦
資産家のマダム・フローレンス は、自分が設立した劇場で舞台に立っていました。
音楽の才能があるとは言えないのですが、音楽を心から愛していました。
夫のシンクレアはそんな彼女を長年支えてきました。
また、フローレンスは長年病気を患っていました。
疲れて先に眠ってしまうフローレンスを残して、シンクレアは毎晩愛人キャサリンの家に通っていました。
ある日オペラ鑑賞へ出かけたフローレンスとシンクレア。
女性歌手の歌声にすっかり魅せられたフローレンスは、自分も歌うことを決意します。
そして、シンクレアとともに専属のピアニストを選ぶためのオーディションを開きます。
フローレンスはコズメという自信のなさそうな青年を気に入り採用します。
そして有名な指揮者の先生とともにレッスンが始まります。
しかしフローレンスはものすごく音痴だったのです。
先生とコズメは必死で笑いを堪えるのでした。
フローレンスは自分の声に酔いしれて大満足。
そして、自分のコンサートを開こうと提案します。
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「マダム・フローレンス!夢見るふたり」のあらすじ:フローレンスの初ステージ
シンクレアは、フローレンスがみんなの笑いものになるのを防ぐため、クラブの常連だけにチケットを配り、新聞記者には良い記事を書くように根回しをします。
そしてコンサートが始まり、フローレンスのひどい歌声が劇場いっぱいに広がります。
資産家であり社交界の女王的存在のフローレンス。
観客たちはフローレンスのひどい歌声を聞いても黙っています。
しかし、富豪スターク氏の新しい妻だけは大声で笑い出し、スタークは慌てて外へ連れ出します。
シンクレアのおかげで、フローレンスは誰にも笑われることなく、ステージを無事に終わらせることができました。
帰ってきたフローレンスはいつものように疲れて先に眠ってしまいます。
フローレンスは18歳の時に初めの夫から梅毒をうつされて以来ずっとこの病気と闘ってきていたのです。
眠ったことを見届けると、シンクレアはまたキャサリンのもとへ向かいます。
そこでは既にパーティーが行われており、コズメもすっかり酔いつぶれていました。
「マダム・フローレンス!夢見るふたり」のあらすじ:キャサリンの家にやってくるフローレンス
翌朝、ステージの興奮が収まらないフローレンスは突然キャサリンの家にやってきます。
シンクレアはキャサリンを隠れさせて、フローレンスを平然と迎えます。
愛人である自分の立場を嘆くキャサリンに対し、シンクレアは一緒に旅行へ行こうとなだめます。
フローレンスは自分の歌声にますます自信を持ち始めレコードを作ってみんなにプレゼントしようと思いつきます。
そしてコズメとともにレコーディングをするのでした。
旅行から戻ったシンクレアは、ラジオから流れるフローレンスの歌声に驚きます。
フローレンスのレコードを聴いてバカにして笑う若者たちに襲い掛かります。
その姿をみたキャサリンは改めてシンクレアとの関係を終わらせることにするのです。
「マダム・フローレンス!夢見るふたり」のあらすじ:カーネギーホールでコンサートを開くフローレンス
フローレンスの勢いは止まりません。
今度は、軍人たちの犠牲を称えるためにカーネギーホールでコンサートを開くと言い出します。
これ以上自分のキャリアを危険にさらしたくないというコズメは、これ以上演奏はできないと断ります。
しかし、シンクレアの妻への愛情に心を動かされて、自分もフローレンスのためにカーネギーホールで演奏することを決意します。
カーネギーホールでコンサートが始まると、軍人たちはフローレンスの下手な歌声に大笑い。
初めて自分の歌を笑われたフローレンスはどうすれば良いかわからず困惑の表情です。
この状況を救ったのは、あのスターク夫人でした。
ブーイングを飛ばしている軍人たちに対し罵声を浴びせ、フローレンスを応援するように言います。
スターク夫人のおかげで観客たちから拍手と喝采が聞こえてきました。
「マダム・フローレンス!夢見るふたり」のあらすじ:酷評を知るフローレンス
ステージは成功に終わるのでしたが、翌朝、NYポストにフローレンスへの酷評が掲載されました。
シンクレアはフローレンス夫人の目に触れないように、全ての新聞を買い占めて捨ててしまいます。
しかしフローレンスはこの新聞を拾って見てしまいます。
自分の歌が酷評されている真実を知り、フローレンスはそのショックから病気が急に悪化してしまいます。
そして亡くなる寸前、フローレンスは美声で歌い本当の喝采を受ける自分の姿を夢で見ます。
そしてシンクレアの愛に包まれて、静かに息を引き取るのでした。
では、次は、映画「マダム・フローレンス!夢見るふたり」を見た私の感想と評価です。
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