「カフェ・ソサエティ」 ジェシー・アイゼンバーグ 外国映画

映画「カフェ・ソサエティ」のあらすじと感想!82歳のウディ・アレン監督!期待を裏切らない素敵なロマンティック・コメディ!

投稿日:

映画「カフェ・ソサエティ」は2016年公開のロマンティック・コメディです。

原題は、Café Society。

主人公のボビーは新しい仕事を求めてニューヨークからハリウッドにやってきます。

そしてヴェロニカという女性と運命的な出会いをします。

しかしこの恋に破れてニューヨークに戻ったボビーはもう1人のヴェロニカに出会うのでした。

ウディ・アレン監督が贈る大人のかわいいラブストーリーです。

スポンサーリンク

映画「カフェ・ソサエティ」のあらすじ:ニューヨークからハリウッドにやってきたボビー

>>カフェ・ソサエティ(字幕版)

1930年代のニューヨーク。主人公ボビーには、小さな宝石店を営む父マーティーと母ローズ、ギャングの兄ベン、結婚して夫と子供と暮らしていている姉エヴェリンがいました。

ある時ベンは、新しい人生を求めてハリウッドに行くことになります。

ボビーは、母ローズの兄でありハリウッドの大物エージェントフィルのところで雑用係として働くことになります。

フィルの秘書であるヴェロニカは、ボビーにニューヨークの街を案内することになります。

ボビーはヴェロニカに一目ぼれしてアプローチしますが、ヴェロニカは恋人がいるので、ボビーの気持ちに応えられないと言います。

ヴェロニカの恋人とは叔父のフィルだったのです。

ヴェロニカとフィルは交際1年のお祝いをします。

ヴェロニカはギルにルドルフ・ヴァレンチノの直筆の手紙をプレゼントします。

しかしフィルは25年間連れ添った妻と別れることは難しいと言い、関係を続けられないと言います。

映画「カフェ・ソサエティ」のあらすじ:ヴェロニカと結ばれるボビー

その後ヴェロニカはボビーの自宅を訪ね、恋人と別れたことを打ち明けます。

そしてヴェロニカとボビーは一緒の時間を過ごすようになります。

ヴェロニカはだんだんボビーに好意を持つようになります。

華やかなハリウッドになじめずにいたボビーはやはり慣れ親しんだニューヨークに戻ることを決意。

ヴェロニカに結婚して一緒にニューヨークへ行こうと言います。

一方、ヴェロニカに別れを告げたフィルでしたが、別れてからもずっとヴェロニカのことを忘れられずにいました。

フィルは甥のボビーに切ない恋心を打ち明けます。

1年間付き合った若い恋人のことが今でも忘れられずにいること、やはり妻と別れてその若い女性と一緒になりたいことを打ち明けます。

ボビーはその女性がヴェロニカだとは全く気が付いていません。

フィルもヴェロニカとボビーが恋人同士だとは全く気が付いていません。

映画「カフェ・ソサエティ」のあらすじ:ハリウッドに別れを告げるボビー

ボビーはフィルのオフィスにヴァレンチノの直筆の手紙を見つけたことをきっかけに、ヴェロニカの元恋人がフィルであることを知ります。

フィルもまたヴェロニカの新しい恋人がボビーであることを知ります。

そしてヴェロニカが選んだのはフィルでした。

ボビーはハリウッドを去りニューヨークへ戻りました。

ニューヨークに戻ったボビーは、兄のナイトクラブの支配人として働くことになりました。

ボビーはハリウッドで友人となったニューヨーカーで、モデルエージェンシーの女社長ラッドからアドバイスをもらい、ナイトクラブをリニューアルします。

これがウケて、ナイトクラブは多くのセレブや政治家が集まる大人気のナイトクラブになったのです。

ベンの仲間であるギャングたちも多く集まっていました。

映画「カフェ・ソサエティ」のあらすじ:新たなヴェロニカと出会うボビー

すっかり有名人となったボビーは、ある女性を紹介されます。

彼女もまたヴェロニカという名前でした。ボビーは新しいヴェロニカにまた一目ぼれ。

あっというまに急接近した2人はやがて子供を授かり結婚します。

愛し合うボビーとヴェロニカでしたが、赤ちゃんが生まれたことでヴェロニカは子育てに忙しくなり、ボビーは孤独を感じるようになっていました。

スポンサーリンク

映画「カフェ・ソサエティ」の感想:ウディ・アレン節健在

80歳をすぎても毎年必ず1本は映画を生み出しているウディ・アレン監督

今回の作品も期待を裏切らない素敵な作品でした。

現在82歳のウディ・アレン監督。

大好きな監督なので、毎年新作を楽しみにしているのですが、「さすがに今回は質が落ちているかな…?」とハードルを下げながら観るようにしています。

しかし80歳をすぎても全く質が落ちることもなく、毎回素晴らしい作品を作り続けています。

今回も全く衰えを感じることのない活気あふれる作品でした。

まずは音楽の良さ。ウディ・アレン作品と言えば軽快なジャズが特徴です。

今回は1930年代が舞台ということで古き良き時代の雰囲気漂うジャズが心地よく流れていました。

一番面白かったのが、主人公ボビーの兄でありギャングのベンのシーンです。

妹に嫌がらせをする隣人を痛めつけて殺害、コンクリートを流して死体を隠してしまうというとても残酷なシーンなのですが、軽快なジャズに乗って描かれているので、全くシリアス感はありません。

コミカルで後味の良いシーンでした。

ウディ・アレンのセンスの良さが光る一場面でした。

ウディ・アレンの作品は、自身が主演するパターンと、他の俳優が主演を務めるパターンがあります。

今回はウディ・アレンの出演はなく、ジェシー・アイゼンバーグが主演を務めました。

そして、いつもウディ・アレンが演じるおなじみのキャラクター「神経質なユダヤ人」を演じていました。

ちょっと猫背でボソボソっと話すジェシー・アイゼンバーグの姿が、このボビーの役にバッチリハマっていました。

2人のミューズ、クリスティン・スチュワートをブレイク・ライブリーも美しかったですね。

「ちょっと神経質な男」と「美しく強い女性」というウディ・アレンのおなじみの男女が描かれていたと思います。

映画「カフェ・ソサエティ」の感想:ひねりのある喜劇

ウディ・アレン作品の多くは、ドタバタの展開をしながらも最後はみんなハッピーになるという喜劇です。

今回もそんな感じのラストを予想していたのですが、映画「カフェ・ソサエティ」はちょっと違いました。

主人公ボビーが惚れてしまったヴェロニカには、忘れられない年上の恋人がいました。

それはボビーの叔父のフィルだったのです。

一度はボビーを選ぶヴェロニカでしたが最終的に選んだのはフィルでした。

一方ヴェロニカにフラれたボビーはニューヨークに戻り、同じヴェロニカという名前の女性に恋をします。

やがて子供も生まれて幸せに暮らすボビーでしたが、ハリウッドのヴェロニカを再会してしまいます。

お互いにパートナーのいる身でありながら、過去を懐かしみながらまた惹かれ合う2人。

そしてラストが印象的でした。

ラストシーンが年越しパーティーなのですが、ボビーとハリウッドのヴェロニカはそれぞれのパートナーと、それぞれの場所で新年を迎えるのです。

その場所にいる自分に満足しながらも、かなわぬ恋を諦めてしまったことを後悔するような微妙な表情も浮かべています。

そしてそのままエンドロールが流れます。

これはちょっと切ないラストでしたね。

映画「カフェ・ソサエティ」は、いつものウディ・アレンの喜劇とは違ったひねりのあるラストでした。

映画「カフェ・ソサエティ」の感想:ニューヨークとハリウッドの違い

ウディ・アレンはニューヨークを愛する監督です。

ほとんどの作品がニューヨークを舞台に作られてきました。

ニューヨークは美しい街、知的な街、洗練された街として描かれています。

そして度々登場するのが、そんなニューヨークとは対照的に描かれるハリウッドです。

今回もそんなニューヨークとハリウッドの対照的な描き方が印象的でした。

知的なニューヨークの雰囲気に対して、豪華な暮らしやセレブ同士のお付き合いばかりを重んじるハリウッドの描き方が面白かったですね。

「カフェ・ソサエティ」、ファッションや街の雰囲気の違いを楽しむこともできました。

王道な大人のラブコメで安心して楽しむことができました。

音楽やファッションも素晴らしく満足感のある映画だと思います。

では、次の記事は、映画「カフェ・ソサエティ」の主演ジェシー・アイゼンバーグについてです。

>>映画「カフェ・ソサエティ」ジェシー・アイゼンバーグ!二人の美女に揺れ動く男性の役!若かりし頃のウディ・アレン?

関連記事はこちらです♪

スポンサーリンク

おすすめの10記事

1
映画「レ・ミゼラブル」のあらすじと感想:このミュージカルはストーリーが難解!あらすじを読んでから映画を観るのがおすすめ!ヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイが素晴らしい!

映画「レ・ミゼラブル」のあらすじと感想です。 「レ・ミゼラブル」(2012年) 「グレイテスト・ショーマン」でミュージカル映画が好きになった方に観ていただきたい作品です。 ヒュー・ジャックマン主演のミ ...

2
映画「ボヘミアン・ラプソディ」キャストと実際のキャラクター!91回アカデミー賞5部門ノミネート!メンバーがそっくり!

「ボヘミアン・ラプソディ」キャストとキャラクター! 主演のラミ・マリック演じるフレディ・マーキュリーに注目が集まる映画「ボヘミアン・ラプソディ」! 第91回のアカデミー賞で作品賞、ラミ・マリックの主演 ...

3
海外ドラマ「ホームランド」シーズン7!ピーター・クインが登場しないならその分面白くしてくれないと怒ります!

「ホームランド」シーズン6が終わった! 海外ドラマの「ホームランド」、シーズン6がとうとう終わってしまいました。 海外ドラマ「ホームランド」は、シーズン1からシーズン6まで全部見ました。 シーズン6を ...

4
映画「鑑定士と顔のない依頼人」を見た感想と評価!予想外の展開!ミステリーファンの私を参らせた結末でした。

映画「鑑定士と顔のない依頼人」の私の感想と評価 「ニュー・シネマ・パラダイス」、「海上のピアニスト」の巨匠ジュゼッペ・トルナトーレによる大人のミステリー「鑑定士と顔のない依頼人」。 良い意味でとても期 ...

5
映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」主演クリス・プラット!ホームレスからハリウッド大スターに登りつめた!

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の主演俳優クリス・プラット 映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で新しいマーベルヒーローを熱演したクリス・プラット。 他のマーベル作品の主演俳優に比べる ...

6
映画「ラ・ラ・ランド」のキャスト! ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが有機化学的反応を起こしていた!!

映画「ラ・ラ・ランド」(LA LA LAND)のキャストの二人について 映画『ラ・ラ・ランド』! 監督:デイミアン・チャゼル 時間:128分 映画「セッション」で一躍注目を集めたデイミアン・チャゼル監 ...

7
映画「最初に父が殺された」キャストとあらすじと感想!アンジェリーナ・ジョリー監督!アカデミー賞外国語映画賞カンボジア代表

映画「最初に父が殺された」アンジェリーナ・ジョリー監督:アカデミー賞外国語映画賞 アンジェリーナ・ジョリーってすごい女性だなといつも思います。 ハリウッドを代表する女優さんだし、6名の子どもの母親でも ...

8
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド第25作目『シャッターハンド』2019年11月公開!ボンドガールは誰に?

映画『007』シリーズの第25作目『シャッターハンド』ダニエル・クレイグ続投! 映画『007』シリーズの第25作目は、2019年11月8日に米国にて公開予定。 ジェームス・ボンド役は、もちろん「ダニエ ...

9
マリオン・コティヤールのおすすめ映画は「エディット・ピアフ 愛の賛歌」!波乱万丈で恋多きピアフを迫真の演技で演じ切りました!

映画「マリアンヌ」の女優マリオン・コティヤールのおすすめ作品 「マリアンヌ」で美しい二重スパイを演じたのはフランスの大女優マリオン・コティヤール。 スポンサーリンク フランス映画でアイドル的人気のあっ ...

10
レオナルド・ディカプリオの若い頃!子役から大スターへ!デカプリオの演じるキャラクター

映画「華麗なるギャツビー」主演レオナルド・ディカプリオ 映画「華麗なるギャツビー」で華やかなギャツビーを演じたのはレオナルド・ディカプリオです。 今やレオナルド・ディカプリオは、ハリウッドには欠かせな ...

-「カフェ・ソサエティ」, ジェシー・アイゼンバーグ, 外国映画

error: Content is protected !!

Copyright© 外国映画と海外ドラマに恋して、そして気ままに旅をする! , 2019 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.