ハッカーに脅しをかけられたキャリーが物凄い反撃に出た第2話。
そしてキーン大統領のもとで働き始めたソール
。
第3話ではどのような動きをするのでしょうか。
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「ホームランド」シーズン7♪第3話のあらすじ
ハッカーを脅した後、気持ちをコントロールできなくなったと感じたキャリーはそのままセラピストのもとへ向かいました。常用してきた薬リチウムが効かなくなってきていると話し、新しい薬セロクエムを処方されます。
自宅に帰ったキャリーは、姉に命綱であったリチウムが効かなくなったことへの恐怖を打ち明けます。
ソールは、オキーフ
と話し合いをするため、オキーフの隠れ家へ向かいます。
オキーフは銃を持った者たちを従えて現れます。
大統領はオキーフをすぐに捕えることを望んできますが、オキーフが武装した軍に守られていると知ったソールは、オキーフと話し合い、要求を聞き出そうとします。
新しい薬を服用して朦朧としているキャリーのもとにダンテがやってきます。
ダンテは、キャリーに頼まれていたウェリントンの家にいた謎の女性について調べていたのです。
そしてこの女性が、マクレンドン将軍が死亡した時、近くにいたらしいと言うのです。
キャリーの睨んだ通り、この女性がウェリントンとマクレンドン将軍の死を結ぶカギになると知ったダンテは、キャリーに捜査協力を求めに来たのです。
キャリーは双極性障害を患っているため、今は協力できる状態ではないと言いますが、ダンテの熱意に負けて一緒に捜査に出掛けることにします。
女性の自宅の前で張り込みをするキャリーとダンテ。するとダンテは別れた妻も双極性障害だったことを打ち明けます。
女性が外出すると、キャリーはダンテに彼女を追うように指示し、自分は女性の自宅に忍び込み証拠を探ります。
そして彼女がウェリントンと関係がある証拠写真などを見つけます。
ソールとオキーフが話し合いを続け、オキーフは自分をかくまった者たちへの恩赦などを求めます。
話し合いが長引く中、オキーフのもとへ、大勢の援軍がやってきます。
そしてソールはオキーフの軍に捕らえられてしまいます。すぐにFBIの援護のもと釈放されますが、ソールの穏やかに話し合う作戦が失敗に終わってしまいました。
FBIも援軍、武器などの調達をはじめて、ますます緊迫した状況になっていきました。
女性の家から証拠を集めて出てきたキャリーは、不法侵入の容疑で警察に捕まってしまいます。
娘の親権のために逮捕歴が残ってしまうと非常に困るキャリーは、激しく抵抗します。
数時間後、ダンテが助けに来てくれたおかげで、キャリーは釈放されるのでした。
ソールは、大統領にオキーフが援軍を呼んだこと、緊迫した状況にあることを報告します。
ウェリントンは、このオキーフの事件がトップニュースになってしまい、また大統領が非難されることを懸念します。
そしてこの事件を越えるニュースを提供するために、シリア空爆を実行することを提案します。シリア空爆に反対の姿勢を取り続けている大統領は反対します。
しかし、ウェリントンは独断でシリア空爆を実行するように将軍に連絡するのでした。
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「ホームランド」シーズン7♪第3話の感想
スピード感のあった第1話、第2話に比べて、今回のエピソードは「静」の部分が多かった感じがします。
その分、人間ドラマが丁寧に描かれていました.
キャリーとダンテの急接近、そしてソールとオキーフの対立がメインでしたね。
キャリーとダンテの関係は一気に縮まりました。
ダンテ役は、モーガン・スペクター/Morgan Spector。
ダンテが今後、キャリーを支えていくのでしょうか?
第2話ではキャリーに裏切られたことで怒っていたダンテでしたが、やはりキャリーの勘が当たっていたと一緒に捜査を始めることになります。
キャリーが疑っていた女性は、やはりウェリントンと関係がありましたね。
キャリーの妄想ではなく、今回もキャリーの勘の良さが認められたのが嬉しかったです。
そして、キャリーはダンテに双極性障害を患っていることを打ち明けます。
ちなみに、あらためて双極性障害って?
双極性障害(そうきょくせいしょうがい)は、躁状態、と鬱状態の病相(エピソード)を繰り返す精神疾患である。 古い呼び名では躁うつ病(、躁鬱病)、あるいは他の名称として双極性感情障害とも言う。Wikipediaより
双極性障害って言うより、躁鬱病って言う名前の方がピンときますね。
英語ではBipolar disorder。
映画や海外ドラマで私が好きになるタイプは、精錬潔癖で欠点のない人物ではなく、何かしら問題あって、欠点いっぱいの人。
キャリーって、バリバリのキャリアウーマンだし、すましていれば美人だけど、この双極性障害のせいで、いろいろ問題だらけ。
でも、そんな双極性障害で苦労しまくっているキャリーだからちょっとかわいそうで心配で・・・それだけこのホームランド のドラマに、ハマってしまうのです。
そして、実はダンテの別れた妻もキャリーと同じ双極性障害だったいう衝撃事実が発覚します。
ちょっと偶然すぎる展開な感じもしましたが、この事実がきっかけで二人の距離はグッと近づきます。
クインのことを考えると非常に複雑な気持ちですが、やはりキャリーには幸せなってほしいので、ダンテの優しさが嬉しかったですね。
このまま二人の間に恋愛感情が生まれていくのでしょうか。
ソールとオキーフの戦いの描き方もなかなか面白かったと思います。
突然銃撃戦が起こる戦いではなく、初めは二人の静かな話し合いから始まるのですが、少しずつ緊迫した状況になり、オキーフの援軍が集まってきたり、FBIが軍を増やしたり、徐々に大きな戦いへの準備が整っていくのです。
第3話の最後まで、結局このソールVSオキーフの戦いは大きな戦いにはなかったのですが、これがかえって恐ろしさを助長していて良かったと思います。
「ホームランド」らしい演出ですね。
そして、一人で暴走を始めてしまったウェリントン。
大統領の命令を無視して空爆を命じてしまいました。
大統領は激怒するでしょうね。
ウェリントンの身が危うくなるのか、また別の計画があるのか、第4話の展開が気になります。
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