「ドリーム」は知られざるNASAで活躍した黒人女性3人にスポットを当てた伝記的ドラマ映画です。
タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイの3人の女優も素晴らしかったのですが、その他のキャストも魅力的でした。
映画「ドリーム」の素晴らしいキャスト!
タラジ・P・ヘンソン/Taraji P. Henson
キャサリン・ゴーブル・ジョンソン役
生年月日:1970年9月11日
出身地:アメリカ ワシントンD.C.
「ドリーム」は差別が色濃く残る時代の中で、差別の負けず成功した3人の黒人女性の活躍を描いた映画です。
主演のキャサリン・ジョンソンを演じたのはタラジ・P・ヘンソンです。
女優タラジ・P・ヘンソンについては、次のページ(タラジ・P・ヘンソンについて)で詳しく紹介したいと思います。
オクタヴィア・スペンサー/Octavia Spencer
ドロシー・ヴォーン役
生年月日:1970年5月25日
出身地:アメリカ モンゴメリー
今乗りに乗っている女優と言えば、エマ・ワトソンやジェニファー・ローレンスなどでしょうか。
しかし、「ドリーム」でドロシー・ヴォーンを演じたオクタヴィア・スペンサーも間違いなく、今乗りに乗っている女優です。
オクタヴィア・スペンサーについては、次のページで詳しく紹介ています!
>>映画「ドリーム」でドロシーを演じたオクタヴィア・スペンサー!名脇役としてハリウッドを支えている演技派女優!
ジャネール・モネイ/ Janelle Monáe
メアリー・ジャクソン役
生年月日:1985年12月1日
出身地:アメリカ カンザスシティ
「ドリーム」はNASAで働く3人の黒人女性の活躍を描いた伝記的作品です。
映画やドラマで活躍するタラジ・P・ヘンソン、実力女優のオクタヴィア・スペンサー、そしてジャネール・モアイです。
タラジ・P・ヘンソンとオクタヴィア・スペンサーの演技は様々な映画やドラマで観たことがありましたが、ジャネール・モネイは今回初めて演技を見ました。
では、女優ジャネール・モネイにについては、次のページで詳しく紹介しています。
>>映画「ドリーム」でメアリーを演じたジャネール・モネイは有名なミュージシャンだった!「ムーンライト」にも出てた!
ケビン・コスナー/ Kevin Costner
アル・ハリソン役
NASAのロケット飛行調査チームのリーダーであるアル・ハリソン。
重大な任務を任されているため、その任務を成功させるためには、肌の色や性別にこだわっていられない、という人物です。
キャサリンを黒人女性だからという理由で差別することなく、能力だけを見て判断していました。
さらに、差別の象徴とも言える「白人専用トイレ」の看板をぶち壊したシーンは爽快でした。
アル・ハリソンを演じるのは、大御所俳優ケビン・コスナーです。1955年生まれのアメリカ俳優です。
還暦を越えても爽やかなかっこよさは健在ですね。俳優としても衰えることなく、毎年コンスタントに映画出演をしています。
最新作は、ウディ・ハレルソンと主演する「The Highwaymen」です。
実在した男女の強盗ボニー&クラウドを追跡したテキサス・レンジャーを描いた作品です。
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キルスティン・ダンスト/Kirsten Dunst
ヴィヴィアン・ミッチェル役
ドロシーの上司である白人女性ヴィヴァン・ミッチェル。特に差別主義者というわけではないのですが、黒人女性ドロシーに対していつも上からの冷たい態度をとっていました。
能力があることをわかっていても、黒人女性というだけで、完全に見下していました。
しかし、徐々に寛容な態度になっていきます。
今の時代に見ると「黒人女性を見下す高飛車な白人女性」という印象が強いですが、おそらく当時はヴィヴィアンのような反応が普通だったのだと思います。
ひどい差別主義者ではないけれど、必要以上に黒人に優しい態度をとるわけでもありません。
このヴィヴィアンの存在が、この映画の中で結構重要だったと思います。
黒人差別問題について、ありのままを描いている感じが伝わってきました。
このヴィヴィアン・ミッチェルを演じるのは、キルスティン・ダンストです。1982年生まれのアメリカ女優です。
「スパイダーマン」シリーズのMJ役をはじめ、「かわいい」「優しい」愛されキャラのイメージがあるので、今回のヴィヴィアン役はとても新鮮でした。
でもとてもはまり役でもありました。
ジム・パーソンズ/Jim Parsons
パウル・スタフォード役
NASAのロケット飛行調査チームのエンジニアであるパウル・スタフォード。チームに入ってきた黒人女性キャサリンに厳しい態度をとります。
しかしキャサリンのずば抜けた才能と努力に少しずつ心を開いていきます。
パウル・スタフォードを演じるのは、ジム・パーソンズです。
1973生まれのアメリカ俳優です。映画の端役や、テレビのゲスト出演などが多かったのですが、今回は、重要なキャラクターを演じていました。
キャサリンに対する嫌悪感が伝わってくる印象深いキャラクターだったと思います。
マハーシャラ・アリ/Mahershala Ali
ジム・ジョンソン役
元軍人であり、キャサリンと交際して結婚することになるジム・ジョンソン。NASAで働く黒人女性として、シングルマザーとして頑張るキャサリンを、温かく穏やかに包んでくれる理想的な男性でした。
ジム・ジョンソンを演じるのは、マハーシャラ・アリです。1974年生まれのアメリカ俳優です。
「ムーンライト」(2016年)で助演男優賞を受賞して注目を浴びました。
実はキャサリン役のタラジ・P・ヘンソンとは「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」でも共演しています。
映画「ハンガーゲーム」シリーズは、ドラマ「ハウス・オブ・ガード 野望の階段」や「4400 未知からの生還者」などのメインキャストとしても有名です。
グレン・パウエル/Glen Powell
ジョン・グレン役
NASAの宇宙飛行士であり、有人飛行を始めて成功させることになるジョン・グレン。
この映画は、NASAを舞台にした映画にも関わらず、宇宙飛行士はほとんど出てきません。
唯一登場するのがこのジョン・グレンです。
キャサリンたち黒人女性の従業員にも優しく接し、彼女たちにしっかり敬意を払っています。キャサリンの能力を誰よりも認めている人物でもありました。
とにかく爽やかでかっこいいキャラクターでした。
ジョン・グレンを演じるのは、グレン・パウエルでした。
1988年生まれのアメリカは俳優です。
ジョン・グレン役がとてもかっこよかったので過去の作品を観てみたいと思って探してみたのですが、あまり出演作はありませんでした。
2016年公開の「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」でメインキャストを務めています。
2014年「エクスペンダブルズ3」にも出演していました。
これから注目の若手俳優ですね。
以上、映画「ドリーム」のキャストについて紹介してきました。
キャサリン、ドロシー、メアリーの黒人女性3人以外のキャストについては、別ページにもっと詳しく紹介しています。
映画「ドリーム」は、本当にキャストが良い作品でした。
ベテラン、若手とバランスの良いキャスティングだったと思います。
では、次は、主演のキャサリン・ジョンソン役のタラジ・P・ヘンソンについてです。
>>タラジ・P・ヘンソン!「Empire 成功の代償」のクッキー役から映画「ドリーム」のキャサリン役まで演技の幅がすごい!
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