「タイムレス」シーズン1のあらすじ
ある日突然、タイムマシンに乗ってテロリストを捕まえてきてほしいと言われるルーシー。
タイムマシンが実在するの?ただの歴史講師の自分がテロリストを捕まえることができるの?と、ルーシーは困惑します。
そしてタイムスリップの大冒険が始めるのでした。
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海外ドラマ「タイムレス」シーズン1のあらすじ
盗まれたタイムマシンを取り戻すために集まられた3人
世界的大企業であるメイソン社の代表者であるコナー・メイソンは、秘密裏にタイムマシンを完成させていまいた。
このタイムマシンが、ガルシア・フリンいうテロリストに盗まれたところから物語が始まります。
元国家安全保障局のスパイだったフリンは妻子を殺された過去があり、その犯人であるリッテンハウスという秘密組織を倒すために歴史を変えようとしていたのです。
政府は歴史が変えられることを恐れ、国土安全保障省のデニース・クリストファーは
フリンを阻止するためにチームを招集します。
選ばれたのは歴史専門家のルーリー・プレストン、元特殊部隊のワイアット・ローガン、そしてタイムマシンのエンジニアであるルーファス・カーリンの3人です。
ルーシーには重病で寝たきりの母親がいました。妹のエイミーと母を看病しながら生活していました。
ルーシーはテロリストを捕まえるなんて無理とはじめは断りますが、歴史を見たいという興味もありミッションに参加することに決めます。
「タイムレス」シーズン1のあらすじ:ヒンデンブルク号爆発事件が歴史を変える
フリンは歴史を変えるために、様々な時代にタイムスリップします。
3人もフリンの動きを阻止するためにタイムスリップを繰り返します。
はじめにフリンが向かった先は、1937年5月6に「ヒンデンブルク号爆発事件」が起きた日。
フリンの仕業なのかヒンデンブルク号の爆発は起きず、困惑して現代に戻る3人。
そして家に帰ったルーシーは驚きます。寝たきりだった母が元気に料理をしていたのです。
しかし、妹のエイミーは存在自体が消えていたのです。
爆発するはずだったヒンデンブルク号の爆発が起きなかったことで、母と妹の歴史が変えられてしまったのです。
さらにルーシーにはノアという婚約者がいることになっていました。
フリンはルーシーの前に現れて、ルーシーが未来に書いた日記を見せます。
その中には、ルーシーとフリンが手を結んでいる内容が書かれているのでした。
「タイムレス」シーズン1のあらすじ:様々な歴史に遭遇
様々な歴史に遭遇しながら、フリンを阻止しようと奮闘する3人
フリンは様々な時代にタイムスリップをして歴史を変えようとします。3人はそのたびにフリンを追って多くの歴史的事件を目撃します。
リンカーン大統領、ケネディ大統領、ジェームズ・ボンドの著者に会ったりします。
フリンはワイアットにリッテンハウスという組織に妻子が殺されたこと、妻子を再び生き返らせるためには、妻子の死の根源であるリッテンハウスを破壊するしかないと打ち明けます。
ワイアットも婚約者を殺されたという過去があったことがわかります。
罪悪感に耐え切れなくなったルーファスはリッテンハウスにスパイさせられていたこと、ルーシーの会話を盗聴していたことをルーシーに打ち明けます。
激しく怒るルーシーでしたが、やがて3人は和解します。
実はルーファスを脅してルーシーを監視させていた人物こそ、ルーシーの実の父親だったのです。
「タイムレス」のあらすじ:家族を助けるフリン
フリンはアポロ11号の月面着陸に湧く1969年にタイムスリップします。
そこで宇宙船の造船した会社に秘書マリアに接近します。そしてマリアの息子ガブリエルの命を助けます。
フリンはこのマリアこそ、自分の母親で、ガブリエルは兄弟であることを打ち明けます。
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「タイムレス」のあらすじ:リッテンハウスの設立の謎に迫るフリンとルーシーたち
フリン、ルーシーたちは1934年にタイムスリップし、銀行強盗ボニー&クライドに近づき、二人が持っているリッテンハウスのキーを奪おうとします。
キーはフリンに奪われます。
フリンがこのキーを使ってある手紙を手に入れます。
そして、その手紙を手掛かりに、リッテンハウスとは、デヴィッド・リッテンハウスという一人の人物が設立したことを知ります。
フリンはデヴィットを見つけ出し殺害します。しかし、デヴィッドは「自分を殺してもまだ他がいる」と言います。
デヴィッドには幼い男の子がいました。しかしさすがのフリンも男の子を殺すことはできませんでした。
現代に戻ったフリンは妻子が戻ってきていないことに憤りを感じます。
デヴィッドの息子を殺さなかったからだと自分を責めます。
「タイムレス」のあらすじ:妻を取り戻そうとするワイアット
ワイアットはフリンから婚約者ジェシカを殺した犯人を聞きます。
フリンは過去に行きこの男の両親を殺すように言います。
ワイアットはこれを実行することを決意し、ルーファスに協力してもらいタイムマシンを盗み出します。
ルーシーはこれに激しく反対します。
ワイアットの作戦は、両親を殺すのではなく、出会わないようにしむけるというものでした。
しかし、両親は引き離しても、引き離してもなかなか離れてくれません。
しかたなく、ワイアットは父親を誘拐することに。
しかしその途中で父親が転んで頭を打って死亡してしまいます。
ショックを受けるワイアットですが、これで妻が生き返っているはずと希望を胸に現代に戻ります。
しかし、妻の姿はありませんでした。
ルーシーはついに父の正体を知ります。リットンハウスに関わっていることを知り衝撃を受けます。
「タイムレス」のあらすじ:リッテンハウスに立ち向かうルーシーたち
デニースは突然解雇され、メイソン社はリッテンハウスのエージェントたちに乗っ取られてしまいます。
そしてルーシーたちに、フリンの母親マリア殺害という任務を命じます。
ルーシーは行き先を変えて祖父のところに向かいます。
祖父もまたリッテンハウスについて苦悩していたことがわかります。
そしてリッテンハウスを倒すために、リッテンハウスについての記録を保管しておいてほしいと頼みます。
現代に戻ったルーシーは祖父が約束通り残してくれたリッテンハウスの悪事の証拠をもとに、リッテンハウスの関係者を逮捕することに成功するのでした。
フリンはデニースによって逮捕されます。フリンはルーシーに裏切られたと激怒します。
「タイムレス」のあらすじ:母の正体を知るルーシー
リッテンハウスの事件が解決した後、ルーシーは妹のエイミーを取り戻るためにタイムマシンでタイムスリップすることにします。
そしてそのことを母に話します。
エイミーが戻ったら、母親はまた寝たきりの状態に戻ってしまうことを告げたのです。
すると母親は予想外の反応をします。
実は母親こそがリッテンハウスに深く関わっている関係者だったのです。
母親はルーシーこそがリッテンハウスの両親から生まれた完璧なリッテンハウスの血を持っていると言います。
大きな衝撃を受けるルーシーなのでした。
海外ドラマ「タイムレス」シーズン1の感想
「タイムレス」はシーズン1から打ち切りの危機迎えたドラマということを聞いていたので、あまり期待しないで観てみました。
しかし第1話ですっかりはまってしまいました。
SF、サスペンス要素がミックスされた面白いドラマだと思います。
「タイムレス」シーズン1の感想:歴史を目撃できる面白さ
「タイムレス」は、アメリカの歴史的事実の裏側に実はリッテンハウスという秘密組織が関わっていたという架空の物語です。
リッテンハウスに妻子を殺されたフリンが、リッテンハウスを倒すために、それぞれの過去の時代にタイムスリップを繰り返します。
フリンが歴史を変えるのを阻止してタイムマシンを取り戻すため、ルーシー、ローガン、ルーファスたちもフリンを追ってタイムトラベルをします。
そのタイムスリップする時代が面白いです。
ヒンデンブルク号爆発事故、リンカーン大統領の暗殺事件、ウォーターゲート事件、アポロ11号の月面着陸など、誰でも知っているようなアメリカの歴史に立ち会うことができるのです。
ボニーとクライドや、ヘミングウェイなど、歴史的人物もたくさん登場します。
歴史が動いた瞬間、その事件に関わる人物たちはどのような行動を取っていたのか、どのような想いでその場にいたのか、などを知ることができて興味深かったです。
歴史に詳しい方はもちろん、あまり詳しくないという方でも新しい発見ができて楽しめるドラマだと思います。
また、タイムトラベルする度に、その時代に合わせたファッションや街並みなどを楽しむこともできます。
ドラマとは思えないクオリティの高さがありました。
「タイムレス」シーズン1の感想:ルーシーの活躍
タイムマシンを盗んだテロリストを追うのは、武装した軍隊ではありません。
歴史講師のルーシーを中心とするメンバーなのです。
この戦いとは全く別次元にいたルーシーというキャラクターを主人公にしたところが面白いですね。
政府はタイムスリップするためには、とにかくその時代になじむことが重要、そのために必要な人材は歴史の専門家と考えました。
これは一見変わった考えに見えましたが、実はとても理にかなっていますよね。
過去にタイムスリップしてもその時代のことがわからなければ、テロリストを追うことはもちろん、その時代に自然に溶け込むことは非常に難しいです。
ルーシーはどの時代についても熟知しています。
その時代ではどのように振舞えば良いか、どのような習慣があるのか等がわかるので、タイムトラベラーであることを悟られる心配がないのです。
毎回タイムスリップした先で、ルーシーは何でも解説してくれます。
政治的なことは文化的なこと、何でも知っているので、「なるほど」と感心しながら観る面白さがありました。
さらに、ルーシーは、時代に合わせたファッションも心得ています。
現代の服装のままではもちろん目立ってしまいます。
ルーシー、ワイアット、ルーファスの3人はその時代の服装をして任務につくのです。
ルーシーの細かいファッションチェックに笑ってしまうシーンもありました。
時代ごとのファッションを楽しむことができるので毎回新鮮です。
特にルーシーが切るドレスの数々はうっとりします。
時代ごとのファッションを楽しむことができるルーシーの任務はちょっとうらやましいですね。
「タイムレス」シーズン1の感想:SF&サスペンスが面白い
このドラマは自由自在にタイムスリップできるというSFドラマです。
巨大なタイムマシンに乗り込み、好きな時代にタイプスリップするという王道のSFエンターテイメントです。
独創的なタイムマシンの姿もインパクトがあり良いです。
そして同時にサスペンスの要素も面白かったです。
リッテンハウスの実態を暴こうとするフリンは大きな敵に立ち向かいます。
そしてこのリッテンハウスに関わる人物たちの複雑な人間模様、二転三転する展開に毎回ハラハラさせられます。
誰が味方で誰が敵なのか?というドキドキ感が楽しめるので、サスペンスドラマ好きの方にもおすすめのドラマです。
以上が私の個人的な感想でした。
期待せずに観たドラマだったのですが、予想以上に楽しむことができました。
シーズン2も続行とのことなので楽しみに待ちたいと思います。
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