海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン3のあらすじ&感想
ダービー法律事務所との合併を巡り、ジェシカ、ハーヴィー
、マイク
の関係は悪化してしまいました。
さらにマイクはついにレイチェルに学歴偽証の秘密をバラしてしまい、結果的に二人は結ばれることになりました。
事務所内の人間関係が大きく変わってしまったシーズン2のラスト。
シーズン3はどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか。
「SUITS/スーツ」シーズン3のあらすじ
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ジェシカの敵対するハードマンとのお家騒動の影響で、ピアソン・ハードマン事務所は窮地に追いやられてしまいました。
すっかり資金を失ってしまった事務所を立て直すために、ジェシカは、イギリスの資金力のあるダービー法律事務所と合併することを決意したのです。
でも、ハーヴィーはこれに反対しました。
マイクはハーヴィーのためにダービー側の内部情報を盗み出したのですが、ジェシカに脅されてしまいハーヴィーを裏切る形になってしまいました。
ジェシカはこのマイクの行動を評価してマイクに個室を与えて優遇します。
しかしハーヴィーはいくらマイクが謝罪しても受け入れてはくれません。
一方、マイクはレイチェルに学歴偽証の秘密をバラしたことについても不安を抱えていました。
このような状況の中でマイクは事務所を辞めることを決心しますが、ルイスの説得により留まることにします。
そしてドナのサポートもあり、ハーヴィーとも仲直りすることができました。
ハーヴィーは新体制となった事務所での初めての訴訟としてヘシントン石油会社の案件を担当し、検事時代の元上司であるキャメロンと対立することになります。
ヘシントン石油の社長であるエヴァが収賄容疑をかけられているという事件でした。
エヴァはダービーと親しい関係にありました。
エヴァは劣勢の立場の中でも激しく無罪を主張し、バーヴィーの力により収監を逃れることができました。
しかし、その後エヴァは殺人の共犯の罪で再び訴えられることになります。
アフリカ軍のマリガ大佐に、油田開発に反対する者たちの殺害を命じたというのです。
この殺人事件には、意外な人物が関わっていました。
それはダービーが事務所に送り込んだ弁護士スティーブンでした。
スティーブンはドナと恋愛関係になっていました。
油田開発に難航していたエヴァの状況を知ったダービーが、スティーブンに反対する人間を黙らせるように指示していたのです。
スティーブンは旧友であったマリガ大佐に殺害を命じたのでした。
この事実を知ったハーヴィーは、ドナを傷つけたことへの怒りも爆発し、スティーブンを殴り倒すのでした。
スティーブンに殺害を命じたわけではなかったダービーでしたが、自ら罪を認め、執行猶予5年となります。スティーブンも逮捕されます。
そして実はダービーは同性愛者であり、エヴァの父親と恋人同士であった事実が明かされます。
ダービーが自ら犠牲になってまでエヴァを守ったのはこの理由からでした。
この一連の事件を受けて、事務所の合併は解消されることになりました。
その後、ジェシカとハーヴィーはダービーの顧客を獲得することに躍起になります。
しかしそこへダービー側の弁護士スコッティが現れます。
スコッティはジェシカの事務所に雇ってほしいと懇願します。
初めは断るハーヴィーでしたが、最終的にスコッティはジェシカの事務所に移籍することになります。
ハーヴィーは事務所合併の際に、スコッティはハーヴィーのために危険を冒して内部情報を渡していたことを初めて知ります。
今まで裏切り者扱いしていたこと謝罪して、改めてスコッティとの恋愛に前向きになろうとするのでした。
一方ルイスは、マイクの経歴を疑い始めていました。
マイクが偽装したデータに不審な点を見つけていたのです。
ハーヴィーとレイチェルの協力によりルイスを納得させることに成功しますが、マイクの不安は増していくのでした。
そんな時、マイクは訴訟の中で会社から独立したジョナサンという人物と出会います。
マイクの才能を見抜いたジョナサンは、弁護士ではなく銀行投資家として自分の会社で働かないかと誘います。
自分のためにも事務所のためにも引き際であると考えたマイクは、ジョナサンの投資会社で働くことを決意します。
ハーヴィーは複雑な心境の中、マイクを送り出すのでした。
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海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン3の感想
事務所合併をめぐり孤立してしまったハーヴィーと、ハーヴィーに突き放されたマイクでしたが、いつものようにドナのフォローのおかげで仲直りすることができました。
しかし、限界を感じて辞めようとしたマイクを引き止めたのは意外にもルイスでした。
ルイスは、シーズンが進むにつれて、どんどん良い人になっていきますね。
すっかりお気に入りのキャラクターになってきました。
シーズン1、シーズン2は、1話完結の事件が多かったのですが、シーズン3はヘシントン石油の社長エヴァの事件がメインで描かれました。
この事件は非常に見応えがありました。
初めは収賄容疑に対する訴訟だったのですが、殺人の共犯事件へとなっていきます。
そしてこの殺人事件の黒幕は、ドナの恋人になっていたスティーブンでした。
スティーブンはちょっと怪しいところがありましたが、ハーヴィーに似た大物の雰囲気があり、ドナのお相手としてはピッタリかなと思っていました。
久々の恋愛を楽しむドナの姿もとても幸せそうでした。まさか裏切り者だとは思いませんでしたね。
さらに、ダービーが同性愛者であり、エヴァの父親を関係していたという事実も衝撃的でした。
エヴァを演じるミシェル・フェアリー/Michelle Fairleyは、「ゲーム・オブ・スローンズ」のキャトリン・スターク役で有名な女優さんですね。
真実を語っているのか、何か隠しているのか、なかなか読めないエヴァを演じるミシェル・フェアリーの演技には、毎回引きこまれました。
彼女の名演技がストーリーをより複雑にしていました。
マイクとレイチェルはやっと恋人関係になりましたね。
惹かれ合いながらもずっと結ばれずにいた二人を見てきたので、この展開は本当に嬉しかったです。
お似合いの二人なのでこのまま上手くいってほしいですね。
マイクはついに学歴偽証をしながら弁護士として働くことに限界を感じ、事務所を去ることにします。
これがレイチェルとの関係をどう変えてしまうのでしょうか。
このマイクの決心について、ハーヴィーは複雑な心境ながらも握手をして送り出します。
上司と部下の関係ではなくなりましたが、ハーヴィーとマイクの友情は続いていきます。
ハーヴィーとマイクの新たな関係が楽しみですね。
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