ダイアン・キートン70代のファッション!
2018年4月に公開された「ロンドン、人生はじめます/原題:Hampstead」ではまた爽やかな大人の魅力が炸裂していました。
この映画は、ダイアン・キートンと、「ハリー・ポッター」シリーズのブレンダン・グリーソン共演で、ホームレスの男性が一夜にして資産家になったという嘘のような実話をもとにした、大人の恋を描いたロマンティックコメディです。
70代になり抜群の存在感のあるダイアン・キートンは、若い女優に負けない美しさがあります。
そしてとにかくおしゃれです。
ダイアン・キートンは、現在72歳です。
こんなおしゃれな72才のおばあさん、日本で見つけるの難しいかもしれません。
ダイアン・キートンのセンスの高さは、かなりの年季が入っています。
1970年代にはダイアン・キートンのファッションが世界中でブームになったこともあったのですよ。
今日は、ダイアン・キートンの若い頃の魅力的なファッション、美しさを振り返ってみたいと思います。
ダイアン・キートン/ Diane Keaton
生年月日:1946年1月5日
出生地:アメリカ合衆国ロサンゼルス
ダイアン・キートンを語る上で欠かせない存在は、ウディ・アレン監督です。
80歳をすぎても年に1本ペースで映画を撮り続けている大御所監督です。
ダイアン・キートンは、ウディ・アレン監督とミュージカルのオーディションで出会い、それ以降ウディ・アレン監督の作品の常連女優となりました。
さらにプライベートでもウディ・アレン監督と長い間交際していました。
アカデミー賞主演女優賞ノミネート3回、受賞1回、さらにゴールデン・グローブ賞でも常連の演技派女優です。
ダイアン・キートンの若い頃:アニー・ホール・ルックは世界的ブームに!
ウディ・アレン監督作品であり、ウディ・アレンとダイアン・キートンのW主演で大ヒットした「アニー・ホール」/Annie Hall。
30才の時の1977年の作品です。
その年のアカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞をはじめ、多くの映画賞を総なめにしました。
そしてこの映画の中でダイアン・キートンが着まわすファッションが、世界中の女性を魅了したのです。
ダイアン・キートンが「アニー・ホール」で着こなしたファッションは「アニー・ホール・ルック」と呼ばれました。
メンズ物のジャケット、ワイシャツにネクタイ、ワイドパンツというメンズファッションです。
1970年代においては、非常に画期的なものでした。
今の「マニッシュファッション」ですね。
これを絶妙に着こなすダイアン・キートンの姿に憧れる女性たちが急増しました。
ダイアン・キートンの知的で都会的な美しさと、この洗練されたファッションが見事に融合していました。
ダイアン・キートンだからこそ成り立ったスタイルでした。
この「アニー・ホール・ルック」は1970年代のファッション界に大きな影響を与えたと言われています。
そして、「アニー・ホール」の中でのダイアン・キートンが着こなした衣装の半分は、実はダイアン・キートンの私物だったのです。
ダイアン・キートンが自ら考えた着こなしがそのまま映画に登場していたのです。
ウディ・アレンはダイアン・キートンを「おしゃれの天才」として絶対的な信頼を寄せていました。
そこでダイアン・キートンは自分の私物と、残りはラルフ・ローレンで衣装を調達したのです。
まさに1970年代のファッションリーダーだったのです。
そしてこの「アニー・ホール・ルック」は、1970年代だけでなく、現在でも多くのファッション雑誌で特集されるなど、色褪せない魅力があります。
ダイアン・キートンの若い頃:「ゴッドファーザー」のケイ役が美しい!
ダイアン・キートンの若い頃と言えば、ウディ・アレン監督作品に出演してばかりのイメージがありますが、忘れてはいけない出演作が、最高傑作「ゴッドファーザー」です。
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3部作に登場し、アル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネの恋人、妻となったケイ・アダムス・コルレオーネを演じました。
「ゴッドファーザー」1作目の時のダイアン・キートンは26歳でした。
マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロをはじめ、男性のインパクトが強い映画ですが、その中で一際美しさを放っていました。
清楚で気品のあるお嬢様でありながら、知的で凛とした美しさがあります。
1974年の映画『ゴッドファーザー PARTⅡ』のこのクラシカルなコートと帽子。
イタリアのセレブなマダムファッションです。
ダイアン・キートンの知的な美しさは本当に魅力的です。
映画の質がぐっと上がる感じがします。
ダイアン・キートンの50代:「恋愛適齢期」
そして、2003年の「恋愛適齢期」(原題: Something's Gotta Give)
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この映画で、久しぶりダイアン・キートンを見た時、感動しました。
ダイアン・キートンこの映画の時、57才。
もちろん、この映画に出演していたキアヌリーブスもカッコよかったのですが、私はダイアン・キートンのファッションばかり見ていました。
ホワイト、オフホワイト、薄いサンドカラーで統一されたコーディネート。
アクセサリーも少なくシンプル!
こんなホワイトのコーディネートを着こなせるのは、さすがです。
若々しくて美しい!
またダイアン・キートンは、いつも帽子が似合いますね。
♪「恋愛適齢期」は、プライムビデオで見られます!
年を重ねたからこその美しさ、20代、30代・・・50代、そして70代になってもファッショナブルなダイアン・キートン。
次は、80代のファッションを見せて欲しいです。
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