「ベイビードライバー」のあらすじと感想
イギリス監督エドガー・ライト監督のハリウッド進出作品「ベイビードライバー」(2017年)。
原題は、Baby Driverです。
天才的なドライブテクニックを持つ若者ベイビーは、犯罪組織の運転手として稼いでいました。
子供の頃の事故により耳鳴りがするベイビーはいつもイヤホンで音楽を聴いていました。
ある女性に恋をして犯罪組織から足を洗おうとするのですが、組織のボスはベイビーをなかなか解放してくれません。
かっこいい音楽と迫力あるカーチェイスシーンも楽しめるアクション作品です。
「ベイビードライバー」のあらすじ:逃がし屋のベイビー
ベイビーは子供の頃交通事故に遭ったせいで慢性的に耳鳴りがしています。
そのためいつもイヤホンで音楽を聴いていました。
両親を亡くしていたベイビーは養父であるジョセフと生活していました。
ベイビーは天才的なドライブテクニックがありました。
この特技を生かしてある犯罪組織の運転手として働いていました。
実は、ベイビーはこの組織のボスであるドクから車を盗んだことがあり、その借金返済のために仕方なく仲間に加わっていたのです。
ベイビーは逃がし屋として、組織の中で重要な役割を担っていました。
組織の主なメンバーは、静かな性格のバティとバティの恋人であるダーリン。狂暴な性格の男性バッツです。
バッツはベイビーのことを信用できずに毛嫌いしていました。
「ベイビードライバー」のあらすじ:恋をするベイビー
ベイビーはレストランでウェイトレスのデボラに出会い一目ぼれをします。
デボラもベイシーに好意を持ちました。
ベイビーは現金輸送車を襲う作戦に参加。
この仕事でドクへの返済が終わることになっていました。
ベイビーは逃走車で待機し、見事逃走を成功させます。
これを最後に犯罪から足を洗おうと決めていました。
ドクは約束通りにベイビーに報酬を払い、ベイビーはそのお金でドクへの借金を全て返すことができました。
<------ここからネタバレ記事あり------>
「ベイビードライバー」のあらすじ:組織から足を洗ったベイビー
ベイビーはピザの配達の仕事につき、ウェイトレスのデボラとも親密になり、平穏な毎日を楽しんでいました。
しかし、デボラと一流レストランで食事を楽しんでいるところにドクが現れました。
ベイビーの能力を認めているドクは再びチームに入り仕事をするように持ち掛けます。
そして、この仕事を断れば、養父やデボラの身が危険になると脅してきました。
ドクは仕方なく再び犯罪組織に加わります。
ドクのチームは郵便局を襲撃する計画を立てていました。
バッツたちは襲撃のために必要な武器を調達に出掛けました。
取引の場所に着いたバッツはそこにいた組織の中に警官がいることに気付きます。
発砲したバッツは、その場にいた全員を殺します。
バッツとバティ、ダーリン、ベイビーはその場から逃げました。
後にこの警官は、ドクが裏取引をしていた警官であることがわかります。
4人はたまたまデボラのいるレストランに立ち寄ることになります。
ただならぬ雰囲気の4人を見て、デボラは危険を察して怯えます。
「ベイビードライバー」のあらすじ:郵便局襲撃
郵便局襲撃の日、ベイビーはいつものようにバッツとバティ、ダーリンが戻ってくるのを車で待っていました。
しかし、バッツが戻ってくると、警官に気付かれてしまいます。
バッツは迷いなくその警官たちを射殺しました。
バッツのこの狂暴なやり方に我満できないベイビーはわざと事故を起こし、助手席にいたバッツは死んでしまいます。
ベイビー、バティ、ダーリンはその場から逃げます。
しかし警官たちの攻撃を受けて、ダーリンが射殺されてしまいます。
恋人を殺されたバディは、これはベイビーのせいだと激怒します。
ベイビーは警察とバティからなんとか逃げ切ります。
そして、ジョセフを安全な介護施設に連れていきます。
デボラも一緒に連れて逃げようとします。
そこに現れたドクはベイビーにお金を渡して逃げるように言います。
「ベイビードライバー」のあらすじ:バティ―と戦うベイビー
しかし、そこへベイビーを追ってきたバティや武器取引の組織も集まってきました。
混乱の中ドクは撃たれ、バティの車にひき殺されてしまいます。
ベイビーとバティ―は戦いの末、バティ―が屋上から地上に落ちて死んでしまいます。
ベイビーとデボラは車を走らせ逃亡するのですが、FBIに行く手を阻まれてしまいます。
ベイビーは降参して逮捕されます。
しかし、様々な人の証言により、ベイビーの実刑は5年だけとなりました。
5年後、刑期を終えて出所するベイビー。出迎えたのはデボラでした。
<------ここまでネタバレ記事------>
「ベイビードライバー」の感想
音楽と映像、カーアクションがとにかくかっこいい!と評判の良い「ベイビードライバー」。
確かにかっこいいなぁ、おしゃれだなぁと思いながら観ましたが、ちょっと物足りなさも感じました。
私の個人的な評価は100点中70点です。
主演のアンセル・エルゴートについては、こちらの記事を!>>アンセル・エルゴートはSNS大好き!次作は2019年公開予定の「The Goldfinch」でイケメンメガネ!
「ベイビードライバー」の感想:音楽、カークションは良かったが…
冒頭から早速始まるベイビーのカーアクション。
ド派手なアクションシーンが続き、お!これは面白そう!と引きこまれた方は多いと思います。
確かにかっこいいカーアクションシーンが続いていたのですが、観る前からカーアクションがすごいことはわかっていたので、それほどの驚きがありませんでした。
そしてやはりこのタイプのカーアクションシーンは「ワイルドスピード」シリーズのド迫力には負けるな…と思いながら観てしまいました。
音楽についても、洋楽ファンが嬉しくなるような曲がたくさん使われていました。
ベイビーは昔事故に遭ったとがきっかけで、常に耳鳴りがするのです。
その音を消すために、いつもウォークマンで音楽を聴いているのです。
しかし、これも「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と比べてしまいました。
こちらでもクリス・プラット演じるスター・ロードが母かもらったミックステープ聞いているのです。
この演出が非常にかっこよかったので、ちょっと今回は二番煎じな感じがしてしまいました。
「ベイビードライバー」の感想:ジェイミー・フォックス演じるキャラクター
ケビン・スペイシー演じる銀行強盗グループを仕切る裏社会の大物というキャラクターはなかなかハマり役だったと思います。
しかし、ジェイミー・フォックスのバッツというキャラクターはちょっと違和感がありました。
気に入らない人間、裏切った人間など、容赦なく殺していく超狂暴な男です。
ベイビーのことも信用していないため、ちょくちょく嫌がらせをします。
暴力に反対なベイビーの前でわざと暴力的な行動をとります。
そして最後にベイビーはそんなベッツに我満できなくなり、わざと事故に巻き込み、ベッツはそのまま命を落とします。
ジェイミー・フォックスは、深みがあり、難しいキャラクターを演じる実力派俳優というイメージがあるので、今回のベッツはちょっと深みがなさすぎたかなと思いました。
「ベイビードライバー」の感想:男性は絶対好きな映画
個人的に、音楽、カーチェイス、キャラクターなど、あまりバッチリはまりませんでした。
ミュージックビデオのようでとてもかっこいいシーンがたくさんあります。
しかし、一つ一つのシーンがかっこよくても、映画としては物足りなさがありました。
だいぶ辛口の感想になってしまいましたが、男性は大好きな映画だと思います。
車、スピード、音楽、ぶっ飛んだ銃撃戦など、男性の好きな要素が詰まっています。バッツの過激ぶりも、男性がみたら面白いのでしょうね。
「ベイビードライバー」の感想:続編が制作中⁉
公開前はそれほど期待されていなかった作品なのですが、公開後ジワジワと人気が広がり、カーチェイス版「ラ・ラ・ランド」と言われるほどの作品となりました。
この人気を受けて、続編の企画も進んでいるという情報が入ってきています。
早ければ2019年冬に公開することになるかもしれません。
ファンの方々には嬉しい続編ですね。
音楽やカーチェイスシーンもきっとさらにスケールアップすることでしょう。
確かにかっこよさとおしゃれ感のある映画だったのですが、今一つ乗り切れずに終わってしまいましいた。
しかし男性は、この独特なド派手なシーン、過激なアクションなどが大好きだと思います。
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