映画「オーシャンズ8」のあらすじと私の感想です!
話題の映画で、公開日を楽しみにしていた「オーシャン8」を映画館で観ました!
スティーブン・ソダーバーグ監督、主演ジョージ・クルーニーにより大ヒットを記録した「オーシャンズ11」シリーズ。
そのリブート作品として作られたのが「オーシャンズ8」/原題:Ocean's Eightです。
「オーシャンズ11」同様に、豪華キャストによる犯罪ドリームチームが、ド派手な犯罪計画に挑みます。
しかし「オーシャンズ11」シリーズと違うところは、全員女性というところ。
サンドラ・ブロックをはじめ、豪華女優陣による華麗なアクション映画に仕上がっています。
では、「オーシャン8」ってどんなあらすじなのか?また、私の感想も書いてみたいと思います。
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映画「オーシャンズ8」のあらすじ:ダニー・オーシャンに妹がいた⁉
ジョージ・クルーニー演じる大泥棒のダニー・オーシャンには、実はサンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャン
という妹がいました。
デビーが5年の刑期を終えて出所するところから物語が始まります。
犯罪とは無縁の静かな生活を送るということで出所が認められたデビーでしたが、出所するとすぐに、右腕だったケイト・ブランシェット演じるルーと連絡をとります。
そしてデビーが呼び出した場所はダニーのお墓でした。
ダニーはすでに亡くなっていたのです。
デビーはルーにある犯罪計画を持ち掛けます。
それは1憶5000万ドルものカルティエの宝石「トゥーサン」を盗み出すという前代未聞の計画でした。
デビーは服役中にずっとこの犯罪計画を立てていたのです。
映画「オーシャンズ8」のあらすじ:女性だけの犯罪ドリームチームの結成
デビーの計画に対して、初めは乗り気ではなかったルーでしたが、結局承諾し、計画に必要な犯罪のスペシャリストたちを集めることにします。
有名ミュージシャンのリアーナ演じる天才ハッカーのナインボール。
ミンディ・カリング演じる天才的なジュエリー職人のアミータ。
サラ・ポールソン演じる盗品ディーラーのタミー。
オークワフィナ演じる凄腕スリのコンスタンスをスカウトしていきました。
盗み出す宝石トゥーサンはカルティエの地下深くにある金庫で、厳重に保管されています。
地下にあるトゥーサンを盗み出すのは不可能です。
映画「オーシャンズ8」のあらすじ:ターゲットはハリウッド女優
そこでデビーはダフネというアン・ハサウェイ演じるハリウッド女優に目をつけました。
世界最大のファッションの式典であるメットガラでホストを務めるダフナに、トゥーサンを身に着けて登場させようと計画したのです。
そこでデビーは、落ち目になり金銭トラブルも抱えている
ヘレナ・ボナム=カーター演じる大物デザイナーのローズを仲間に引き込みました。
ダフネがローズをデザイナーとして雇うように仕向け、ダフネはトゥーサンを身に着けてメットガラに出席することになりました。
ローズも含め7人の犯罪チームが結成され、宝石強奪計画を進めます。
ローズはカルティエで宝石を特殊メガネでスキャンし、本物そっくりのトゥーサンを複製しました。
ナインボールはメットガラの会場の監視カメラにハッキングして、トイレ近くの廊下に監視カメラが映らない死角部分を作っておきました。
ダミーはメットガラを企画しているVOGUEにスタッフとして採用され、内部情報を手に入れながら様子を探っていました。
<------ここからネタバレ記事あり------>
映画「オーシャンズ8」のあらすじ:計画実行当日
メットガラ当日、トゥーサンを身に着けたダフネが登場します。
ダフネをエスコートするのは、デビーの元恋人で、デビーをハメて刑務所送りにした張本人クロードです。
タミーがダフネとクロードを引き合わせていたのです。
ルーはイベントの専属栄養士として潜入していて、ダフナに毒の入ったスープを出します。
スープを飲んだダフネはすぐにトイレに駆け込み嘔吐します。
ウェイターに扮したコンスタンスが、ダフネを介抱するふりをしてトゥーサンを盗み出しました。
次にアミダがそれを解体し、それぞれ部分をチームのメンバーが受け取り、誰にもトゥーサンだと気付かれずに持ち出します。
ダフネはトイレからテーブルに戻ろうとするのですが、宝石の護衛スタッフが宝石がなくなっていることに気が付き、すぐに会場は閉鎖され、宝石の大捜索がはじまりました。
タミーがタイミングをみて、予め仕込んでおいた偽のトゥーサンを見つけ出したふりをしました。
映画「オーシャンズ8」のあらすじ:調査員による追求
トゥーサンは、ダフネが落としてしまったということで一件落着したのですが、カルティエ金庫に戻そうとした時に、偽物であることが発覚してしまいます。
そこで、保険調査員のフレッチャーがやってきて、本物のトゥーサンの行方を追います。
フレッチャーは会場に、前科者のデビーがいたことを知り、デビーを疑います。
このことをデビーに伝えに来たのは、意外な人物でした。
なんと、ダフネだったのです。
ダフネはデビーのチームが集まるアジトにやってきて、フレッチャーがデビーを疑っていることを忠告しました。
実はダフネは、デビーたちの計画に気付いていました。
そしてデビーはダフネを仲間に引き込んでいたのです。
映画「オーシャンズ8」のあらすじ:デビーの復讐
デビーは、自分達に疑いの目がこないように手を打ってあると言います。
それは、クロードに罪を着せる計画でした。
ダフネはクロードの自宅に宝石の一部を仕込み、クロードは盗みの容疑をかけられて逮捕されるのでした。
デビーはクロードへの復讐を成功させたのです。
さらにデビーはトゥーサン以外のものも盗んでいました。
トゥーサンが紛失し、会場が大混乱していた隙に、展示されていた数多くの高価な宝石類を大量に盗んでいたのでした。
大量の宝石を全員で山分けすることになり、メンバーは大喜び。
全ての計画を終えたデビーはダニー
のお墓へ行き、成功したことを報告するのでした。
「オーシャン8」のあらすじでした!
<------ここまでネタバレ記事------>
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映画「オーシャンズ8」の感想
女性版「オーシャンズ11」が制作されるらしいという噂の段階から、とても楽しみにしていた作品です。
さっそく劇場で鑑賞してきました。
観終わった後の私の評価は100点中、85点です。
以下が私の感想になります。
映画「オーシャンズ8」の感想:女性版の良さが出ていた!
「オーシャンズ11」の女性版ということで、どんな内容になるのか楽しみにしていましたが、女性ならではの良さがしっかり出ていました。
デビーは、どんな盗みを計画するか考えた時に、「銀行強盗じゃつまらない」ということで、1億5000万ドルものカルティエの宝石を盗み出すことにしました。
ただ現金を盗むのではなく、女性の永遠の憧れである超ゴージャスな宝石を盗むというところが、女泥棒らしくて良かったですね。
さらに、盗み出した首飾りの宝石をそのまま会場から持ち出したらバレてしまうので、宝石を解体し、7人それぞれがブローチやブレスレットなどにして持ち出す演出が素敵でした。
7人それぞれの個性に合ったドレス姿もうっとりでした。
犯罪+ファッションをミックスしたところが、この作品の魅力だったと思います。
映画「オーシャンズ8」の感想:7人のキャラクターが良かった!特にケイト!
司令塔のデビーを含め、犯罪チームの7人のキャラクターの個性が光る作品でした。
7人もいると、キャラがかぶっていたり、覚えられないことが多いのですが、アフリカ系、インド系、アジア系など、それぞれの人種が揃っていることで、とてもわかりやすさがありました。
短いシーンではありましたが、それぞれのキャラクターの生い立ちや性格などがしっかり説明されているのも良かったですね。
特にお気に入りのキャラクターはケイト・ブランシェット演じるルー・ミラーでした。
とにかくかっこいい!クラシカルな女性の役のイメージが強かったので、今回のケイト・ブランシェットのルー役は度肝を抜かれた感じでした。
基本的にパンツスーツスタイルなのですが、ケイト・ブランシェットだけにしか着こなせないような奇抜なスーツばかりです。
デヴィット・ボウイ風とされたグリーンのジャンプ・スーツを着こなす姿は「お見事!」と言ってしまいたくなりました。
ケイト・ブランシェットの低い声も、ルーのキャラクターに合っていて、さらにかっこよさが出ていました。
このケイト・ブランシェットのルーを見るだけでも楽しめる作品です。
映画「オーシャンズ8」の感想:アン・ハサウェイも良かった!
アン・ハサウェイは「プラダを着た悪魔」「レ・ミゼラブル」などの代表作があり、文句なしの美しさと演技力を持つ女優さんなのですが、なぜかアメリカでは「嫌われ者女優」として有名な時期がありました。
何かとバッシングを受けることが多かったのです。
アン・ハサウェイはこのような逆風にも負けることなく強く美しい女優に成長しています。
今回の大女優ダフネ・クルーガー役は、嫌われ者女優だったことをネタにしたような役だったと思います。
ダフネは大げさな話し方や身のこなしで、自分中心の女王様のような女優です。
ちょっと体が太って見えると思いこんだ途端、息ができないほどパニックを起こしてしまうシーンは笑えました。
一般人が女優に対して思い描いている悪いイメージを詰め込んだようなキャラクターでした。
このようなダフネを思い切り演じ切ったアン・ハサウェイは、あっぱれでしたね。
映画「オーシャンズ8」の感想:残念なのは、ハラハラ感が足りなかった
「オーシャンズ11」は、完璧な計画を立てながらも、結構失敗や誤算がありました。
そのため大ピンチになったり、その場で軌道修正したり、ハラハラ感、ドタバタ感がありました。
最後は成功するのだろうと思いながらも、スクリーンに釘付けになって観ていました。
「オーシャンズ8」のデビーの計画は、服役中に1000回もシミュレーションしたというだけあって、かなり完璧なものでした。
また、「オーシャンズ11」はスペシャリストでありながらも、ちょっと頼りなかったり、マヌケなキャラがいましたが、今回のメンバーはそのような不安要素がありませんでした。
みんなが自分の役割を着実にこなしていました。
ダニーよりも、デビーのほうが、華麗に完璧に犯罪を実行していきました。
7人の女性がスマートに計画を実行していく様は見ていてとても気持ちが良かったのですが、上手くいきずぎていて、ちょっとつまらない感じもありました。
もっとハラハラドキドキなシーンがあっても面白かったかなと思います。
以上が私の感想でした。
上手くいきすぎているところが物足りなさがあった以外は、ゴージャスなファッション、キャラクターの良さ、スケールの大きさなど、とても楽しめるエンターテイメントでした。
ぜひ続編も作ってほしいですね。
それから、「オーシャン8」のカメオ出演の記事にも書きましたが、一番がっかりして残念だったのは、ダミアン・ルイスが、この映画に出演しているって事で、目を凝らして観ていたのですが、どこに出てくるか?どこで出てくるのか?と思ったら映画が終わってしまいました。
つまりはダミアン・ルイスのシーンは、カットされていた!って事です。
ちょっと、びっくりです!
「オーシャン8」のあらすじと、私の感想でした!
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