海外ドラマ「殺人を無罪にする方法」シーズン3のあらすじと感想
オスカー女優、ヴィオラ・デイヴィスによる最高のリーガルサスペンスドラマ「殺人を無罪にする方法」。
衝撃的なタイトルにもすっかり慣れてしまいました。
シーズン2では、アナリーズとウェスの関係が判明し、ウェスがウォレス・マホーニーの息子である事実も判明しました。
そしてウェスはマホーニーのもとを訪ねた直後、マホーニーは何者かに殺害されます。
さらに、アナリーズはフランクのせいでお腹の子を失っていた事実も明らかになりました。
様々な事実により複雑化した「殺人を無罪にする方法」のシーズン2のラスト。
「殺人を無罪にする方法」のシーズン3はどんな展開になるのでしょうか?
「殺人を無罪にする方法」のシーズン3の感想の前に、まずは「殺人を無罪にする方法」のシーズン3のあらすじです!
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「殺人を無罪にする方法」シーズン3のあらすじ
「殺人を無罪にする方法」のシーズン3は、1話完結の事件と平行して、アナリーズの事務所の火事が主軸となり物語が展開します。
「火事が起きるまでの物語」「火事」「火事が起きた後の物語」の3つの構成になっています。
「殺人を無罪にする方法」シーズン3のあらすじ:火事が起きるまでの物語
ウェスの実の父親ウォレス・マホーニーが殺害されてから4カ月後、「殺人を無罪にする方法」のシーズン2が始まります。
マホーニー殺しの犯人はフランクでした。
アナリーズの子供の死の原因は自分にあることがバレてしまったフランク。
フランクは、アナリーズへの償いのために、子供の死の黒幕であったマホーニーを殺害したのです。
その後フランクは姿を消します。
アナリーズ、ボニー、ローレルたちは、フランクの行方を追いますがなかなか見つかりません。
フランクの行方を必死で追っていたローレルでしたが、ウェスの父親捜しなどでウェスと距離が縮んだことがきっかけで、ウェスと交際することになり、真剣な恋愛に発展していきます。
キーリング5のメンバーの恋愛にも発展があります。
アッシャーとミカエラは遊びの関係から真剣な付き合いに。
コナーとくっついたり離れたりのオリバーも、正式にアナリーズの事務所で働くことになります。
最終回でオリバーはコナーにプロポーズします。
アナリーズは大学で人殺しと中傷されたことがきっかけで退職処分となってしまいます。
さらに依頼人を叩く映像がリークされたことがきっかけで、弁護士免許も停止となってしまいます。
しかし、アナリーズはアルコール依存症であると嘘をつき、それを逆手にとり弁護士免許の解除を要求します。
その後、条件付きで大学にも復帰します。
フランクは、もともとアナリーズの夫で精神科医であるサムの患者であったことがわかります。
父親の殺害未遂の罪により服役していたフランクの更生のために、サムは妻アナリーズの事務所で働かせることにしたのです。
姿を消したフランクは、ボニーのために、ボニーを虐待していた父親を殺害。
その葬儀に来たボニーと再会したフランクとボニーはついに体の関係を持つことになります。
しかし翌朝、フランクは再び姿を消します。一瞬フランクの恋愛に期待を持ったボニーでしたが、フランクの情けなさに嫌気がさすのでした。
フランクはアナリーズのもとに帰ってくるのですが、ボニーからもローレルからも拒絶されます。
アナリーズにも許しを得られないフランクは、アナリーズとボニーの目の前で銃自殺を図りますが、ボニーに止められます。アナリーズは「死ねば良かったのに」と冷たい態度のままでした。
一方、レベッカの死体が出てきたことで、ウェスは警察からレベッカ殺しについて尋問されることになります。ウェスは、ウェスの罪を見逃すかわりに、アナリーズの今まで悪事を証言するように言われます。
レベッカ殺し、夫サムの死など様々な事件の容疑者としてアナリーズは疑われているのです。
ウェスが尋問されていることを知り、キーリング5の学生たちは、ウェスが自分達が関わっている殺人事件についてバラしてしまうのではないかと心配します。
「殺人を無罪にする方法」シーズン3のあらすじ:火事の日の物語
アナリーズの事務所が火事になる事件が発生。
建物の中から重症を負った人物と遺体が救急車で搬送されていきました。崩れゆく事務所と犠牲者を見て泣き叫ぶアナリーズでしたが、その直後、放火、殺人の疑いで逮捕されてしまいます。
犠牲となった人物は誰なのか、謎が深まります。
「殺人を無罪にする方法」シーズン3のあらすじ:火事が起きた後の物語
死亡したのは、なんとウェスであることが判明します。この事実を受けてキーティング5の学生たちが大ショックを受けます。
ローレルも火事の時に事務所の中にいた為、重症を負って病院に運ばれていました。
そしてウェスとの子供を妊娠していることがわかります。
ウェスの死を嘆き悲しむローレルでしたが、ウェスの死因は火事によるものではなく、その前に既に殺されていたことがわかります。ローレルは犯人に対して激しく怒り、犯人を突き止めようと奔走します。
アナリーズは、事務所を放火した罪と、ウェスを殺害した罪で拘置所に拘留されることになります。
フランクはアナリーズを助けるために、自分がウェスを殺害したとして出頭します。
しかし、検察側はアナリーズに対するこれまでの様々な罪を追及したいため、なかなかフランクの自供を認めません。
精神的に追い込まれていくアナリーズ。
苦肉の策として、同房者にケンカを売りボコボコに殴られます。
そしてこれを理由に保釈されることになります。
「殺人を無罪にする方法」シーズン3のあらすじ:明らかになる真相
ウェスの遺体が消えて始末される事件が起きます。
そしてこの事件の黒幕はデンバー検事であることがわかります。
以前の事件でアナリーズに恨みを持っていたことが原因のようです。
ウェスの遺体を焼却したり、証拠を捏造するなど、一例の事件を指示していたのはデンバー検事だったのです。
そしてウェスを殺害したのはドミニクという男であることが判明します。
ドミニクはローレルの古くからの友人でした。そしてドミニクに殺害を依頼したのは、ローレルの父親ホルヘだったのです。
偶然、街の中でドミニクに再会したローレルは、その事実を全く知りません。
ドミニクと抱き合い、久しぶりの再会を喜ぶのでした。
「殺人を無罪にする方法」のシーズン3のあらすじですた。
次は、「殺人を無罪にする方法」のシーズン3の私の感想です!
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「殺人を無罪にする方法」シーズン3の私の感想!
「殺人を無罪にする方法」シーズン3のメインとなるのは、「シリーズ史上最大の衝撃」ということで、きっととすごい出来事が起きるのだろうと予想はしていましたが、まさかウェスが死ぬとは衝撃的すぎました。
「殺人を無罪にする方法」シーズン3は、「殺人を無罪にする方法」のシーズン1、2以上の面白さでした。
以下が「殺人を無罪にする方法」シーズン3私の感想です。
「殺人を無罪にする方法」シーズン3の感想:3部構成の面白さ
このドラマ「殺人を無罪にする方法」の面白さは、過去、現在、未来が交錯するストーリーにあります。
しかし、このようなスタイルのドラマの場合、どうしてもマンネリになってしまうので、このドラマもそろそろこのスタイルに飽きてくるかなと思っていました。
しかし、主軸となる事件をより衝撃的なものにすることで、非常にハラハラドキドキして楽しむことができました。
アナリーズの事務所兼自宅が火事になるという事件を主軸に、その前後の物語が展開します。
前半は、アナリーズ家火事の2週間前の物語からスタートし、アナリーズ家火事当日に向かって話が展開します。
初めは、アナリーズの家に放火したのは誰か?という事件だと思っていたのですが、一番の問題はその火事により死んだ人物がいるということでした。
燃えさかる事務所の中から運び出される遺体。
この遺体は誰なのか?という話題に集中します。
「殺人を無罪にする方法」シーズン3の感想:ウェスの死
コナー、オリバー、アッシャーなどの無事が徐々に発覚していき、ついに絞られた人物がウェスということになりました。
アナリーズ家火事で死んだ人物とは、アナリーズが息子のように愛しているウェスだったのです。
確かに、これは「殺人を無罪にする方法」のシリーズ史上最大の衝撃に違いありません。
それほど好きなキャラクターではありませんでしたが、やはりショックですね。
「殺人を無罪にする方法」シーズン2でアナリーズとの関係がやっと明らかになり、お互いに隠し事のない関係になれたこと、ローレルと真剣な恋愛を始めたところ、というウェスだっただけに、ショックが大きかったですね。
「殺人を無罪にする方法」シーズン3の感想:ボニーとフランクの変化
「殺人を無罪にする方法」シーズン2で、フランクの過去もだいぶ明らかになりました。
アナリーズが妊娠中に敵方のクライアントのスパイをしていたことがきっかけで、アナリーズは息子を失うことになってしまったのです。
この過去がアナリーズにバレてしまったフランクはアナリーズのもとから逃亡します。
これまでのフランクは影があるかっこよさがあり、なんでもスマートにこなす切れ者の雰囲気がありました。
しかし「殺人を無罪にする方法」シーズン3では、ボニーやアナリーズの前で泣き崩れたり、追い詰められて銃自殺を図るなど、非常に情けない姿ばかりでした。
今までのかっこいいフランクのイメージが壊れてしまったのはがっかりでしたが、キャラクターとしては面白くなってきましたね。
ヒゲを剃り、頭も坊主になったことで、別人のような容姿になったところも上手い演出だったと思います。
情けない姿をさらしていたフランクとは逆に、「殺人を無罪にする方法」シーズン3ではボニーのかっこよさが光りました。
無条件にアナリーズに仕える忠誠心のあるボニーですが、頼りなく、弱く、はかなげなイメージがありました。
しかし、今回はアナリーズが服役した際には、アナリーズの代わりとなり生徒たちをまとめたり、フランクを攻撃したり諭したりする姿に強い母性も感じました。
フランクに裏切られても、アッシャーに新しい恋人ができても動じないボニーがかっこよかったですね。
色々な問題を抱えて追い詰められた厳しい状況のボニーではありましたが、強く美しい姿が見れて嬉しくなりました。
「殺人を無罪にする方法」シーズン3の感想:服役するアナリーズの姿
「殺人を無罪にする方法」シーズン1から色々な罪を犯しながらも、ギリギリのところで逃げ切ってきたアナリーズでしたが、ついに拘留されて囚人となります。
今まで、バッチリメイクに高級服を着こなしていたアナリーズとは思えないほどのボロボロな姿がとても痛々しく感じました。
拘置所での人間関係もひどく、アナリーズへの激しい攻撃も恐かったですね。
アナリーズは今まで、絶望状態に追い込まれることが何度もありましたが、今回の姿が一番辛いものでした。
しかし、逆に保釈されてから徐々に復帰していく様子は、やはりアナリーズの強さが際立っていました。
「殺人を無罪にする方法」シーズン4への期待!
「殺人を無罪にする方法」シーズン3でも、様々な事実が明らかになりました。
フランクはもともとアナリーズの夫であり精神科医のサムに恩があったのです。
どうしてここまでアナリーズに尽くすことができるのだろうと思っていたので、かなりすっきりしました。
そして、やはりフランクはマホーニー殺人の犯人でした。
さらに、ウェスの遺体を隠蔽してまでアナリーズを陥れようとしたデンバー検事にも驚きました。
そして何より衝撃的だったのが、ウェス殺しの犯人がローレルの父親であったことです。
「殺人を無罪にする方法」シーズン4はきっと、このローレルとローレルの父親との関係がメインとなってくるように思います。
ローレルと父親の関係は謎な部分がたくさんあるので、きっと過去の秘密なども暴露されていくことになりそうですね。
さらに、アナリーズは息子のように愛していたウェスの死、さらに実の母親の認知症という問題にも向き合わなくてはならなくなりました。
「殺人を無罪にする方法」シーズン4ではこの問題をどう乗り越えていくのかが重要になってくると思います。
そしてそのアナリーズを支える人物がそろそろ登場すると思います。
ネイトやイヴの存在はありましたが、なかなかアナリーズを100%支えることはできませんでした。
「殺人を無罪にする方法」シーズン4では、しっかりアナリーズを支えるだけの力を持った男性、もしくは女性が現れると信じています。
恋愛に夢中になり幸せそうなアナリーズの姿が見たいですね。
以上が私の「殺人を無罪にする方法」シーズン3の感想でした。
まだまだ勢いが衰えることなく、最高に楽しめる「殺人を無罪にする方法」シーズン3でした。
「殺人を無罪にする方法」シーズン4もさらなる盛り上がりに期待したいと思います。
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