映画「ブラックパンサー」のあらすじと感想
映画「ブラックパンサー」 は2018年のアメリカ映画です。
原題はBlack Panther.
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)で登場したブラックパンサー。
謎の多いこのキャラクターの誕生秘話やワガンダ国の戦いを描く、マーベル・シネマティック・ユニバース作品です。
「アベンジャーズ/インフィニティ・フォー」に繋がる作品になっています。
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では、まずは、映画「ブラックパンサー」のあらすじからです。
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映画「ブラックパンサー」のあらすじ:ワガンダ国の歴史
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何百万年も前、ヴィヴラニウムという絶大な力を持った隕石がアフリカ大陸に落下、やがて人類が誕生して5つの部族が誕生し、その地をワカンダと名付けました。
しばらくの間、ヴィヴラニウムをめぐり部族間の争いが続いたのですが、ある青年がパンサーの女神からハートの形をしたハーブをもらったことで、スーパーパワーを持ったワカンダの守護神ブラックパンサーになったのです。
ブラックパンサーは部族をまとめましたが、ジャバリ族だけは加わりませんでした。
その後、世界は混乱の時代に突入しため、ワカンダは世界から隔絶されながら、高度なテクノロジーを発展させていました。
映画「ブラックパンサー」のあらすじ:1992年の出来事
1992年カルフォルニア州。
ワカンダが送り込んでいたワカンダ人、ウンジョブとフォレスト・ウィテカー演じるズリが武器の密売計画をしていました。
そこへワカンダの王ティ・チャカが現れます。
ティ・チャカはウンジョブに対し、ヴィヴラニウムを盗み、悪党のユリシーズ・クロウと手を結んでいるのではないかと責めます。
ウンジョブは罪を償うためにワカンダに連れ去られます。
映画「ブラックパンサー」のあらすじ:新しい王になるティ・チャラ
現在のワカンダ。ワカンダ王のティ・チャカが亡くなったことから、息子のチャドウィック・ボーズマン演じるティ・チャラが王座をつくことになります。
恋人ルピタ・ニョンゴ演じるナキア、母親のラモンダ、妹レティーシャ・ライト演じるシュリ
とともに、儀式に参加します。
即位式の中で、異議を申し立てるエムバクがティ・チャラに決闘を申し込み、聖なる決闘が始まります。
やがてエムバクは降参し、ティ・チャラが正式に王座に就くことになりました。
映画「ブラックパンサー」のあらすじ:エリック・キルモンガーの企み
その頃、ロンドンの博物館では、死の商人と呼ばれる危険人物マイケル・B・ジョーダン演じるエリック・キルモンガーと武器商人アンディ・サーキス演じるユリシーズ・クロウ
が、展示されていたワカンダ人の斧を盗み出していました。
ユリシーズ・クロウはこの斧を韓国で売ろうとしていました。
この情報を得たティ・チャラは韓国に向かいます。
ユリシーズ・クロウは、ある人物に斧を密売しようとしていました。
しかしその人物は、おとり捜査中のCIA捜査官マーティン・フリーマン演じるエヴァレット・ロスだったのです。
ティ・チャラはブラックサンダースーツを着て、ユリシーズ・クロウと戦い、逮捕します。
ロスはユリシーズ・クロウを尋問します。
ユリシーズ・クロウは、盗んだ斧はワカンダ製であること、途上国と思われているワカンダは実は、世界最強のヴィヴラニウムによって繁栄していて、物凄い兵器や技術を持っていることを話します。
そこへエリック・キルモンガーが現れ、ロスを撃ってユリシーズ・クロウとともに逃亡しました。
しかしその後、仲間割れをし、エリック・キルモンガーはユリシーズ・クロウを撃ち殺します。
<------ここからネタバレ記事あり------>
映画「ブラックパンサー」のあらすじ:エリック・キルモンガーの正体
ティ・ロスは負傷したロスをワカンダへ連れていき治療します。
ティ・チャラはエリック・キルモンガーが祖父の指輪をしていたことに驚き、ズリにどういうことが問いただします。
エリック・キルモンガーの父親ウンジョブは、国王ティ・チャカの弟でありウガンダから派遣されたスパイでした。
でも、貧困層の人々が虐げられていることを目の当たりにして、ワガンダの技術があれば、苦しんでいる貧困層の人々を救えると考え、ヴィヴラニウムを盗もうとしたのです。
この企みが国王ティ・チャカにバレてしまい、ウンジョブは殺害されました。
エリック・キルモンガーはこの父の復讐のために動いていたのです。
ワガンダの施設の中で目を覚ましたロスは、すっかり傷が治っていることや、ヴィヴラニウムにより栄えているワガンダの最新技術に驚愕します。
エリック・キルモンガーは、ユリシーズ・クロウの死体を持って、ワガンダにやってきました。
映画「ブラックパンサー」のあらすじ:ティ・チャラをエリック・キルモンガーの対決
ティ・チャラとエリック・キルモンガーはついに対面します。
そして殺された父ウンジョブの復讐のため、王家の地位を奪い取りブラックパンサーになると宣言します。
そして二人は決闘し、エリック・キルモンガーが勝利してしまいます。
そしてブラックパンサーとなったのです。
エリック・キルモンガーは世界中で虐げられている弱い人々を救うために、ワガンダの技術を提供しようと計画します。
ティ・チャラは母親がとっていたハーブによって復活を果たします。
そして王座を奪い返すために戦いを挑みます。
ワガンダの兵士たちは、ティ・チャラの軍と、エリック・キルモンガーの軍に分かれて、激しい戦いとなります。
エリック・キルモンガー軍が優勢になる中、宿敵であったジャバリ族の軍隊がティ・チャラ軍を助けにきました。そして、ティ・チャラが勝利します。
エリック・キルモンガーはワカンダの美しい夕焼けを見た後、自ら命を絶つのでした。
再びワカンダ国を支配することになったティ・チャガは、国際会議においてウガンダ国の技術を世界に広めていくことを宣言します。
「小さな農業国から何を学べるのでしょう?」という質問に対して、ティ・チャラは笑みを浮かべるのでした。
<------ここまでネタバレ記事あり------>
映画「ブラックパンサー」のあらすじからでした。
では、次は、映画「ブラックパンサー」を観た私の感想です。
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映画「ブラックパンサー」の感想
映画「ブラックパンサー」は、マーベル・シネマティック・ユニバースの数多くの作品の中でも、上位になると言われるほど評価の高かった作品です。
スタイリッシュなキャラクターや映像、音楽、人種差別などを扱ったテーマ性にも注目が集まりました。
映画「ブラックパンサー」の感想:ワカンダ国の素晴らしさ
ワカンダ国とは、国際社会の中では、発展途上の農業国として存在しています。
しかし、真の姿は、ものすごく高度な技術を持った国なのです。
ワカンダ国が持っているヴィヴラニウムという鉱石は、高度技術を可能にする力を持っています。
これを全人類に広めることにより、人々の生活は急成長するでしょう。
しかし、このすごい技術が兵器に使われたら大変なことになってしまう…、という理由でワガンダは、長きに渡りこのヴィヴラニウムを自国だけに留めているのです。
この作品「ブラックパンサー」はキャラクターも魅力的ですが、このワカンダ国という存在が一番の魅力だったと思います。
ワカンダ国は人類が見たこともないような高度技術により繁栄している近未来王国です。
そして同時に伝統的な儀式を行い、民族的考えを重んじる伝統国でもあるのです。
この二面性を持っているとことがとても面白かったです。
ホログラムやステルス機などを使いこなしながらも、王位を決める手段は、伝統的な決闘なのです。
また、ロス捜査官の怪我を最新医療で治療したかと思えば、闘いで負傷したティ・チャラを復活させる時には、神秘的なまじない儀式を行ったりします。
ワカンダ人の衣装も画期的で素敵でしたね。
伝統的であり、近未来的でした。
世界のどこかにこのような王国があったらおもしろいな…と空想してしまいました。
映画「ブラックパンサー」の感想:エリック・キルモンガーのかっこよさ
映画「ブラックパンサー」の主人公ブラックパンサーは、スーパーヒーローであると同時に、ワカンダ王を率いる国王でもあります。
スーパーパワーを使って思いきり戦うだけのヒーローではなく、国王としてどうあるべきか問いながら苦悩する姿が印象的でした。
マーベルヒーローはどのキャラクターも一癖あって面白いのですが、ブラックパンサーのキャラクターもなかなか良かったと思います。
しかし、ブラックパンサー以上に私が惹かれたのは、ブラックパンサーの宿敵エリック・キルモンガーでした。
かつての王の弟でありながら、反逆の罪に問われ殺された父を持つ男です。
父の復讐のために、ブラックパンサーに戦いを挑むのですが、本当に理由は復讐だけではありませんでした。
ワカンダのお気楽な王家の人々とは違い、生まれた時からアメリカで生きてきたエリック・キルモンガーは、アメリカの兵士として戦いながら、貧困に苦しみ、虐げられてきた人々を見てきたのです。
そして、世界中にこんなに困っている人々がいるのに、なぜワカンダ国は、自分達の技術を困っている人のために使わないのだという憤りを抱えてきたのです。
ティ・チャラの決闘に勝ち、一時ワカンダ王となったエリック・キルモンガーは、世界中にワカンダの武器を輸出することにするのでした。
悪役として登場したエリック・キルモンガーでしたが、この正義感がとてもかっこよかったです。
とにかくワカンダ国を守るために、世界の争いごとには関わるべきではないというティ・チャラと、全世界に救いの手を差し伸べるべきだというエリック・キルモンガー。
これは考えさせられる問題ですね。
映画「ブラックパンサー」の感想:ブラックな映像がかっこいい
ブラックパンサーは、暗闇に身をひそめながら戦うヒーローです。
そのため「ブラックパンサー」では暗い映像のシーンが多いです。
真っ黒なシーンばかりで面白いのかな…と思っていたのです
が、この映像がかっこよくて感激しました。
スタイリッシュでかっこいいブラックパンサーのスーツと武器、映像、音楽、と全てが一級品という感じでしたね。
やはり、マーベル作品のクオリティは凄いです。
ラストのワカンダ国の内紛シーンは、さらにスケールアップした戦闘機や武器が次から次へと出てきてワクワクしました。
毎回マーベル作品を観る前は、「もうマーベル映画はお腹いっぱいだなぁ」と思いながら観てしまいます。
しかし、実際に観るとストーリーも映像もキャラクターも面白くて感激してしまうのです。
今回の「ブラックパンサー」もそうでした。
やはりマーベルはすごい!と思い知らされる作品です。
映画「ブラックパンサー」のあらすじと私の感想でした。
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