海外ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじと感想
ある出来事をきっかけに離婚(Divorce)を決意するフランシス。
夫ロバートは突然の妻からの離婚宣言に戸惑いながらも、二人は別々の道を歩きはじめることになります。
結婚の先にあるリアルな中年夫婦が描かれます。
まずは、海外ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじからです。
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ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじ:離婚を決意するフランシス
サラ・ジェシカ・パーカー演じるフランシスは夫のトーマス・ヘイデン・チャーチ演じるロバート
と息子のトム、娘のライラとニューヨーク郊外の大きな一軒家に暮らす中年女性。
大好きなアート関係の仕事を夢見ながらも、家計のために人材派遣会社で働いています。
夫への愛情はすっかり冷めており、ジェマイン・クレメント演じる浮気相手ジュリアンとの関係を楽しんでいました。
フランシスとロバートは、友人のモリー・シャノン演じるダイアンの50歳の誕生パーティーに招待されます。
そこでトレイシー・レッツ演じる夫ニックとダイアンは激しい夫婦喧嘩を繰り広げます。
銃を手にするダイアン、心臓発作を起こし倒れるニック。
警察が駆け付けるほどの大混乱になってしまいます。
そんなニックとダイアンの大喧嘩を目撃したフランシスは、改めて自分と夫との関係を見直すことに。
ロバートに「あなたを愛してない。離婚したい。」と切り出します。
ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじ:離婚バトルがはじまる!
フランシス は夫と離婚したら浮気相手のジュリアンと一緒になれると思っていました。
しかし、ジュリアンは、 今以上の関係になるつもりはないことを知ります。
予想外の展開に慌てたフランシスは離婚を撤回するのですが、今度はジュリアンの存在を知ったロバートが大激怒。
フランシスの謝罪を受けようとしないロバートはフランシスを家から閉め出します。
対立を深めるフランシスとロバートですが、子供たちのためを考えて夫婦カウンセリングに通うことにします。
夫婦としてやり直す可能性を探ろうとするのですが、一度深まった溝を埋めることはできませんでした。
ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじ:仕事が上手くいくフランシスと借金だらけのロバート
ずっと自分のアートギャラリーを持つのが夢だったフランシスは、ついに開業のチャンスがやってきます。
否定的なロバートの意見にイライラしながらも、ギャラリー実現に向けて動き出します。
さらにフランシスは、世界的競売会社のサザビーズに応募し採用が決まりそうになります。
憧れの仕事に大興奮するフランシスでしたが、離婚前に転職してしまうと給料の半分を夫に渡さなければいけなくなることを知ります。
結局サザビーズの仕事は諦めることになってしまうのでした。
一方ロバートは、自分に多額の借金があることを知ります。
もともとウォール街のエリートだったロバートですが、今は不動産業を営んでいました。
その事業は上手くいっていないことを改めて知りました。
ロバートは子供のための施設「ワクワクランド」のアイディアを思いつき、巻き返しを図ります。
しかし友人であり投資家でもあるニックに協力を求めるも、あっさり断れてしまいました。
ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじ:フランシスの両親に離婚を伝えるロバート
フランシスの実家でクリスマスを過ごすことにした4人。
フランシスは両親に離婚することを打ち明けます。
するとロバートはフランシスの両親にウソをつきます。
本当はフランシスの浮気が原因で離婚に至ったのですが、自分の浮気が原因だったとフランシスをかばったのです。
フランシスはロバートの気遣いに複雑な気持ちになるのでした。
ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじ:弁護士による離婚バト
はじめは穏やかに離婚調停を進めるフランシスとロバートでしたが、徐々に険悪なものになっていきます。
そしてロバートは女嫌いで有名な敏腕弁護士トニー・シルバーレークを雇います。
フランシスはダラスから一流弁護士マックス・ブラギトンを紹介されますが、最終的にやり手の女性弁護士エレイン・キャンベルに弁護を任せます。
エレインは徹底攻撃を開始。
ロバートの口座を凍結するのでした。
ロバートの新事業「ワクワクランド」はやっと軌道に乗ろうとしていました。
投資家ニックも前向きに協力してくれることになったのです。
しかし、口座が凍結されたことでせっかくの計画は実行することができません。
ロバートは激しく怒ります。
ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじ:和解したように見えたフランシスとロバート
ついにフランシスは自分のギャラリーをオープンさせます。友人のダイアンが共同経営者になりました。オープニングセレモニーは大成功。
ロバートはフランシスの成功を祝い、今まで家族を支えてくれた感謝の気持ちを伝えます。
和やかな雰囲気の中、フランシスは次の週末は子供達と一緒に過ごしたいと頼みます。
次の週末はロバートが子供達を過ごすことになっていたのですが、ロバートは快く承諾します。
週末、フランシスは子供達を連れてスキーへ向かいます。
しかし突然パトカーに呼び止められてフランシスは子供達の目の前で逮捕されてしまいます。
判事の許可をせずに子供達を連れ出した罪に問われたのです。
これはロバートがしかけた罠だったのです。
フランシスはロバートに対して徹底抗戦の姿勢を見せるのでした…。
海外ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじでした。
では、次は海外ドラマ「ディボース」シーズン1の私の感想です。
ドラマ「ディボース」のシーズン1の感想
ドラマ「ディボース」は、「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカーがHBOドラマに帰ってくる!ということで非常に楽しみにしていた作品です。
期待通りのサラ・ジェシカ・パーカーに大満足のドラマ「ディボース」シーズン1でした。
ドラマ「ディボース」シーズン1の感想:ライトな夫婦喧嘩がおもしろい!
「ディボース」はコメディドラマとジャンル分けされていたので、「セックス・アンド・ザ・シティ」のようなコミカルなドラマかと思っていました。
しかしコミカルなコメディドラマとは一味違う内容でした。
大爆笑するものではなく、クスリと笑えるタイプのコメディですね。
この笑いがツボにはまってかなり楽しめました。
また、このドラマ「ディボース」のテーマはタイトル通り「離婚」ということで、昼ドラのようなドロドロな展開を予想する方もいるでしょう。
でもこのドラマは離婚の泥沼を描いてはいるのですが、ライトな夫婦喧嘩なので笑ってしまうんです。
お互いに一緒にいたくない邪魔な存在になりつつあるけれど、殺し合うほどは憎んでいないレベル。
だからこそ、たまに愛情を感じたり、離婚に対して葛藤もあります。
このリアルな夫婦問題に共感できて見入ってしまう方は多いと思います。
フランシスとロバート
は何か劇的な出来事があったから離婚に至ったのではありません。
小さなことの積み重ねが、ある時突然爆発してしまったのです。
逆に言えば小さな問題な時点で気が付いていたら、離婚を回避できたかもしれないのです。
フランシスとロバートの関係を見て、自分たちの夫婦関係を見直してみようと思う方は多いでしょう。
また、フランシスの女性の意見だけでなく、ロバートの男性の意見や言い分もしっかり描かれているので、女性だけでなく男性が見ても面白い内容になっています。
ドラマ「ディボース」シーズン1の感想:大人ファッションがたまらない!
SATCのサラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリー・ブラッドショーは奇抜なファッションが魅力でした。
キャリーのファッションは世界中の女性を虜にしました。
「ディボース」もまたサラ・ジェシカ・パーカーのファッションが見どころの一つです。
キャリーのファッションは素敵で憧れますが、なかなか真似をするのは難しいものばかりでした。
でもフランシスのファッションは今すぐ真似できそうなリアルファッションが満載でした。
大人女性ならではのオンとオフのファッションがとても魅力的でしたね。
外出する時は、洗練されたワンピースや華やかなスカートをサラリと着こなし、颯爽と街を闊歩します。
でも、家にいる時は思い切りきりくつろげるファッションでリラックスタイムを楽しみます。
このギャップが良かったですね。
ドラマ「ディボース」シーズン1の感想:コメディエンヌたちが最高!
「ディボース」のサラ・ジェシカ・パーカーの演技を見て改めて感じたのは、サラ・ジェシカ・パーカーのコメディセンスの高さです。
話し方やジェスチャー、全身を使ったオーバーアクションがとても巧いです。
コテコテのアメリカンジョークではなくセンスの良い笑いなので、消化不良になることもありません。
さらにサラ・ジェシカ・パーカーの相棒であるダイアンのキャラクターも最高でした。
演じるモリー・シャノンはアメリカで大人気のコメディエンヌです。
「セックス・アンド・ザ・シティ」でも出演シーンが少ないにもかかわらず、存在感抜群でした。
ニックとの愛し合っているのか憎み合っているのかわからない複雑な関係も笑いを誘うものでした。
ドラマ「ディボース」シーズン1の感想:アメリカで離婚するって大変そう…
このドラマを見て感じたのが、「アメリカの離婚って大変そう」ということです。
離婚届に印鑑を押すだけのイメージがあったのですが、フランシスとロバートを見ていると、カウンセリングに通ったり、調停者による調停があったり、弁護士同士のバトルまであります。
日本の離婚事情とずいぶん違うな?と思ってしまいました。
どうして当事者二人だけで決められないのだろうか?と思ってしまいますが、これがアメリカの離婚のスタンダードなのでしょうね。
または、アメリカでもいろいろなシチュエーションあって、他のケースもあるのでしょうか?
海外ドラマ「ディボース」シーズン1のあらすじと私の感想でした。
「ディボース」は、離婚を切り出すところから始まるという斬新なドラマでした。
離婚がテーマということでもっと重々しい雰囲気を予想していました。
でも、コメディも織り交ぜながら、ドロドロしすぎない離婚劇がおもしろかったですねシーズン2もとても楽しみです。
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