映画「メリー・ポピンズ リターンズ」のあらすじ
映画「メリー・ポピンズ リターンズ」(2019年2月1日公開)(原題:Mary Poppins Returns)は、1964年に公開されたディズニー映画「メリー・ポピンズ 」の続編。
「メリー・ポピンズ 」の主演は、ジュリー・アンドリュースがメリー・ポピンズの役で、第37回のアカデミー賞では、最多の13部部門にノミネートされて、そしてアカデミー賞5部門を受賞したと言う名作です。
その前作「メリー・ポピンズ 」から25年後の大恐慌時代のロンドンのバンクス一家が描かれます。
続編の「メリー・ポピンズ リターンズ」でメリー・ポピンズを演じるのは「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014年)で注目されたエミリー・ブラント。
監督は「シカゴ」(2002年)「NINE」(2009年)のミュージカル映画の名手ロブ・マーシャル監督です。
「メリー・ポピンズ リターンズ」のあらすじ:悲劇が続くバンクス家
舞台は大恐慌時代のロンドン。
暗く厳しい時代の中、バンクス家にも悲劇が起きていました。
かつて少年だったマイケルと姉のジェーンはすっかり大人になっていました。
ベン・ウィショー演じるマイケルは結婚し3人の子供ジョン、アナベル、ジョージ―が生まれていました。
しかし1年前に妻が他界。
マイケルは父が働いていたフィデリティ銀行で働きなら、子供たちを育ててきました。
子供たちも父マイケルを助けるために必死に頑張っていました。
姉のエミリー・モーティマー演じるジェーンはマイケルと3人の子供たちをいつも気にかけていました。
そんなマイケルに金銭的な問題まで起こります。
不況の中、マイケルは多額の借金を返済できなくなっていたのです。
期限までに返済できなければ家を差し押さえられることになってしまいます。
マイケルは父がフィデリティ銀行の株を持っていたことを思い出し借金返済できると考えます。
しかし株券の証書はどこにもありません。
マイケルは父の部屋に証書がないか必死で探すのですが、そこはガラクタばかり。
イライラするマイケルは不要なゴミをどんどん捨て始めます。
その中には子供の頃に使っていた凧もありました。
捨てられた凧は空に舞い上がっていくのでした。
「メリー・ポピンズ リターンズ」のあらすじ:帰ってきたメリー・ポピンズ
マイケルが捨てた凧とともに、エミリー・ブラント演じるメリー・ポピンズが空から舞い降りてきました。
25年経っても変わらない姿のメリー・ポピンズを見て、マイケルとジェーン
は驚きます。
子供たちの教育係として戻ってきたと言うメリー・ポピンズ。
マイケルは人を雇う余裕などないと言いつつも、メリー・ポピンズを受け入れます。
「メリー・ポピンズ リターンズ」のあらすじ:メリー・ポピンズの魔法が子供たちを変えていく
厳格なメリー・ポピンズに戸惑う子供たち。
メリー・ポピンズは、まず外で泥だらけになった子供たちにお風呂に入るように言います。
でもお風呂嫌いの子供たちはなかなか入りたがりません。
するとメリー・ポピンズはお風呂に魔法をかけます。
バスタブに飛び込んだ4人は、その下に広がる海底の世界を大冒険します。
子供たちはメリー・ポピンズの魔法に夢中になります。
ジョージは、母が大切にしていた高価な陶磁器を売ってお金にしようと考えます。
しかしその陶磁器を落としてしまい、一部が壊れてしまいます。
するとメリー・ポピンズは陶磁器を直すために、子供たちとメリー・ポピンズの相棒である街灯点灯夫、リン=マニュエル・ミランダ演じるジャックとともに陶磁器に描かれている絵画の世界に飛び込みます。
そこには器の絵に描かれていた通りの馬車や動物などの世界が広がっていました。
メリー・ポピンズたちは、動物たちが開催するコンサートに参加、メリー・ポピンズとジャックはステージで素晴らしい歌声を披露して大喝采を受けていました。
その時、末っ子ジョージは自分のぬいぐるみが、オオカミに盗まれたことに気が付きます。
はじめは親切そうに見えたオオカミでしたが、実はジョージのものを盗む悪党だったのです。
ジョージは必死でオオカミ止めようとするところで、目が覚めます。
陶磁器の世界のことは夢だったのです。
しかし、壊れたままの陶磁器の絵の中には、メリー・ポピンズのスカーフがありました。
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「メリー・ポピンズ リターンズ」のあらすじ:トプリーと会う
メリー・ポピンズとジャック
、子供たちは、なんでも直せる不思議な修理屋でメリー・ポピンズのまたいとこであるトプシーのお店を訪ねます。
しかしちょうどその日は月に一度の部屋がさかさまになってしまう日。
さかさまの状態で仕事はできないというトプシーに対し、メリー・ポピンズは、自分もさかさまになれば世界が変わると説得します。
<------ここからネタバレ記事あり------>
「メリー・ポピンズ リターンズ」のあらすじ:追い込まれるマイケル
返済期限が迫る中、どうすることもできないマイケルは焦りイライラしていました。
そしてカバンを忘れて出勤してしまいます。
メリー・ポピンズと子供たちはカバンを届けるためにマイケルの職場であるフィデリティ銀行へ行きます。
そこで子供たちは、銀行の頭取、コリン・ファース演じるウィルキンソンが、マイケルの家を差し押さえるために裏で手を回していたことを知ります。
ウィルキンソンは銀行の利益のために顧客の家をどんどん差し押さえていたのです。
ジョージは「ウィルキンソンがオオカミだ!」とマイケルに伝えますが、マイケルは取り合ってくれません。
「メリー・ポピンズ リターンズ」のあらすじ:株主の証券が見つかる
ついに返済期限の日になりました。株券の証書は見つからず、自宅を差し押さえられるのはもう避けられません。
マイケル一家は、ジェーンのアパートに引っ越す準備をしていました。
すると、マイケルが捨てたあの凧に株券の証書が貼ってあるのを発見します。
ウィルキンズと約束した期限まであと7分となっていました。
一同は大急ぎでフィデリティ銀行へ向かいます。
ジャックと街灯点灯夫たちは、時計台の針を戻そうとするのですが、あと少し届きません。
そこへメリー・ポピンズがやってきて時計の針を5分戻すのでした。
「メリー・ポピンズ リターンズ」のあらすじ:トラブルを回避したバンクス家
メリー・ポピンズが時計の針を戻してことで、なんとか返済期限に間に合ったマイケル。
しかし、ウィルキンズは証書の一部が欠けているから認められないと言うのです。
メリー・ポピンズにもどうすることもできません。
するとそこへ、隣の部屋で話を聞いていた元頭取役のミスター・ドース・ジュニアが登場。
ウィルキンズの態度に怒り、社長の座を譲ったのは間違いだったと言います。
ミスター・ドース・ジュニアの計らいにより、証券は無事に使えることになりました。
さらに25年前にマイケルが銀行に預けたお小遣いの2ペンスが、大金になっていたことがわかります。
その額は、マイケルの借金を返すのに十分なものでした。
再び自分達の家ともとの生活を取り戻したバンクス一家。
メリー・ポピンズは幸せそうな一家を見て、また姿を消すのでした。
<------ここまでネタバレ記事------>
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