映画「運び屋」のキャストとあらすじ
90歳になったクリント・イーストウッドが監督、主演を務めた「運び屋」。
(原題:The Mule)
実話をもとにした人間ドラマです。
イーストウッドファンなので楽しみにしてい他ので映画館で観ました!
90歳になった老人アールがお金のためにはじめた仕事が、麻薬の運び屋でした。
メキシコの麻薬組織に雇われたアールは、その隠れた才能を発揮していきます。
共演は、ブラッドリー・クーパーとアンディ・ガルシア。
クリント・イーストウッドの集大成とも言われる名作です。
「運び屋」はクリント・イーストウッドがとにかく際立った映画でしたが、ブラッドリー・クーパーなど主役級のキャストが集まっていました。
まずは、映画「運び屋」のキャストを見ていきましょう。
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映画「運び屋」のキャスト:クリント・イーストウッド(アール・ストーン役)
アール・ストーンは、デイリリーという花を愛する90歳の男性。
長年家族をかえりみてこなかったアールは、元妻、娘から煙たがられる存在。
事業が失敗したころで家財を全て失ってしまったアールは、お金のためにドライバーの仕事をはじめることになります。
その運ぶ荷物は大量の麻薬でした。
アールは持ち前の人柄と度胸の良さで、ピンチを切り抜けていくのでした。
アールを演じるのはクリント・イーストウッドです。
クリント・イーストウッド/Clint Eastwood
生年月日:1930年5月31日
出生地:アメリカ カリフォルニア州サンフランシスコ
88歳になるクリント・イーストウッドは、今でも第一線で俳優として監督として活躍しています。
1959年に俳優デビューしてから、「荒野の用心棒」(1964年)、「ダーティーハリー」シリーズ「夕陽のガンマン」(1965年)などで人気を集めました。
監督としても才能を開花させ、2000年以降も毎年1本ペースで監督作品を手掛けています。
最近は「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年)、「グラン・トリノ」(2008年)、「アメリカン・スナイパー」(2014年)などを監督して大成功をおさめました。
映画「運び屋」のキャスト:ブラッドリー・クーパー(コリン・ベイツ役)
コリン・ベイツは、麻薬取締局の捜査課です。
シカゴ支局に異動してきたばかりで、名を上げようと必死になっていました。
一度に13億円相当の麻薬を運ぶ伝説の運び屋タタの存在を知り、逮捕に向けて躍起になります。
そのせいで結婚記念日を忘れてしまい後悔する優しい男性でもあります。
コリンを演じるのはブラッドリー・クーパーです。
ブラッドリー・クーパー/Bradley Cooper
生年月日:1975年1月5日
出生地:アメリカ ペンシルベニア州フィラデルフィア
1998年にドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」で俳優デビュー。
多くの映画、ドラマ出演するのですが、大ブレイクしたのは「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(2009年)。
その後「世界にひとつのプレイブック」(2012年)「アメリカン・ハッスル」(2013年)「アメリカン・スナイパー」(2014年)と3年連続でアカデミー賞にノミネートされます。
2018年「アリー スター誕生」では初監督を務め、アカデミー賞作品賞にノミネートされました。
クリント・イーストウッドとは「アメリカン・スナイパー」以来二度目のタッグになります。
映画「運び屋」のキャスト:ローレンス・フィッシュバーン(主任特別捜査官役)
麻薬取締局のコリンの上司である主任特別捜査官。
新しく配属されてきたコリンに多大な期待を寄せています。
なかなか検挙できないメキシコ麻薬組織に対して、上からの圧力をかけられて辛い立場に置かれています。
主任特別捜査官を演じるのはローレンス・フィッシュバーンです。
ローレンス・フィッシュバーン/Laurence Fishburne
生年月日:1961年7月30日
出生地:アメリカ ジョージア州オーガスタ
「マトリックス」シリーズのモーフィアス役で知られる俳優さんですね。
ドラマ「CSI:科学捜査官」では主役のラングストン博士を演じ61エピソードに出演しました。
クリント・イーストウッド作品「ミスティック・リバー」(2012年)にも出演しています。
映画「運び屋」のキャスト:ダイアン・ウィースト(メアリー役)
メアリーはアールの元妻です。
仕事ばかりで家庭を顧みてこなかったアールに対して、長年憤りを抱えていました。
娘のアイリスや孫娘との関係は良好です。実は重病を抱えており、余命わずかと宣告されてしまいます。
メアリーを演じるのはダイアン・ウィーストです。
ダイアン・ウィースト/Dianne Wiest
生年月日:1948年3月28日
出生地:アメリカ ミズーリ州カンザスシティ
ウディ・アレン監督常連女優として「ハンナとその姉妹」(1986年)「ブロードウェイと銃弾」(1994年)などに出演し高く評価されました。
「シザーハンズ」のペグ役でも知られています。
最近は出演作が少なくなっていますが、相変わらずの可愛らしさがありました。
映画「運び屋」のキャスト:アンディ・ガルシア(レイトン役)
レイトンはメキシコ麻薬組織のトップです。
メキシコの豪邸に住み優雅な暮らしをしています。運び屋アールの働きぶりを認め、アールのために盛大なパーティを開き歓迎します。
レイトンを演じるのはアンディ・ガルシアです。
アンディ・ガルシア/Andy Garcia
生年月日:1956年4月12日
出身地:キューバ・ハバナ
「アンタッチャブル」(1987年)「ゴッドファーザーⅢ」(1990年)で知られる名優です。
最近は「オーシャンズ11」シリーズでブレイクしました。
2018年「マンマ・ミーア!ヒア・ウィ・ゴー」でも抜群の存在感を放っていました。
映画「運び屋」のキャスト:アリソン・イーストウッド(アイリス役)
アイリスは、アールとメアリーの娘です。
メアリー同様に、家族と疎遠になっているアールに対して怒りを抱いています。
アールは、メアリーの結婚式の日でさえ、自分の用事を優先して出席していませんでした。
アイリスを演じるのはアリソン・イーストウッドです。
アリソン・イーストウッド/Alison Eastwood
生年月日:1972年5月22日
出生地:アメリカ カリフォルニア州カーメル
アリソン・イーストウッドは、クリント・イーストウッドの実の娘です。
1980年に映画デビューし、「目撃」(1997年)「真夜中のサバナ」(1997年)などクリント・イーストウッド監督作品に出演しています。
クリント・イーストウッドは、5人の女性との間に7人の子供がいます。
俳優のスコット・イーストウッドもクリント・イーストウッドの息子であり、アリソン・イーストウッドの異母弟になります。
映画「運び屋」のキャストでした。
クリント・イーストウッドのための映画でしたが、ブラッドリー・クーパー、アンディ・ガルシアなど、クリント・イーストウッドを支える豪華キャストも見ごたえがありました。
実の娘アリソン・イーストウッドとの共演も興味深かったですね。
では、次は、「運び屋」のあらすじ(ネタバレあり)です。
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映画「運び屋」のあらすじ:家族に煙たがられるアール
2005年。デイリリーという花をこよなく愛する男アールは、娘の結婚式にも出席せずにデイリリーの花のコンテスト会場にいました。
賞を獲ったアールは上機嫌で仲間とバーで飲んでいました。
娘のアイリス、別れた妻のメアリーはいつも家族を顧みないアールに嫌気がさしていました。
2017年。アールは事業に失敗し自宅を差し押さえられてしまいます。
アールは孫娘のジニーの誕生日パーティーにやってきます。
ジニーだけはアールの姿を見て喜ぶのですが、アイリスやメアリーは、住むところがなくなったから転がりこんできたアールの魂胆をお見通し。
アールはまた家族に追い出されてしまうのです。
そこへジニーの友人である一人の男がアールのところへやってきます。
生活に困っているアールに対して、ドライバーを探している知り合いがいると言って名刺を渡しました。
映画「運び屋」のあらすじ:運び屋になるアール
アールは、指示された場所に行ってみます。
あるガレージに誘導されると、そこには数人の若いメキシコ人男性の姿が。
男たちは、アールの車のトランクにある荷物を積み、指定する場所まで届けるように言います。
アールは言われた通りに、指定の場所まで行き車を停めます。
そして指示通りにしばら車を離れてから戻ってきました。
するとそこには報酬として大金が置いてありました。
アールはそのお金で自宅を取り戻し、オンボロ車からクールな新車に乗り換えるのでした。
一方、麻薬取締局のベーツ捜査官は、メキシコの麻薬組織逮捕に向けて動きだしていました。
運び屋の仕事が一度きりと決めていたアールでしたが、組織に頼まれて2回目、3回目と仕事も引き受けていきます。
アールは荷物の中身が麻薬であることに気が付きますが、それでも冷静に仕事を続けていました。
警官に止められることもあるのですが、90歳の老人であるアールは誰からも警戒されずに麻薬を目的地まで運び続けることができたのです。
麻薬カルテルのメンバーたちも、90歳とは思えないアールの働きぶりに一目置くようになっていきます。
アールは「エル・タタ」というあだなで呼ばれるようになります。
映画「運び屋」のあらすじ:アールを追うベーツ捜査官
ベーツ捜査官は、麻薬組織の一人を情報屋にすることに成功。
組織の情報を聞き出していきます。
その中で「タタ」という運び屋がものすごい量の麻薬を運んでいること、タタは黒い車に乗っているという情報を掴みます。
アールの有能ぶりは、麻薬カルテルのボスであるラトンも認めていました。
ついにアールはメキシコにあるラトンの屋敷に招かるまでになります。
アールはラトンに歓迎されて、美女たちと共に夜を楽しむのでした。
大金を手にしたアールは、孫娘の学費を負担していました。
そして卒業式に出席します。
いつものようにアイリスとメアリーに煙たがられるアールでしたが、メアリーはアールが少しずつ心を入れ替えていることに気が付きました。
タタの行方を追うベーツ捜査官は、ついにアールが宿泊するモーテルの場所を突き止めました。
そして1室1室ずつ調べていくのですが、老人であるアールはあっさりスルーされるのでした。
ベーツは必ずこのモーテルにいるはずなのに悩みます。
映画「運び屋」のあらすじ:遭遇するアールとベーツ捜査官
アールとベーツはダイナーで遭遇します。
ベーツの正体を知るアールとアールの正体を知らないベーツ。二人は世間話をはじめます。
ベーツは、今日が結婚記念日であることを忘れていたことに気が付きます。
仕事に打ち込んでいた為に、はじめて記念日を忘れたというのです。
それを聞いたアールは、自分は仕事ばかりで家族を顧みないで生きてきたこと、自分のようになってはいけないと話します。
ベーツはハッキリ言ってくれたアールに感謝し、二人は別れるのでした。
麻薬カルテルのボス、ラトンは手下に殺されていました。組織の新しいボスは、アールの自由勝手な行動に対して厳しくするように手下に命じます。
そしてアールのそばには常に二人の手下が見張りとしてつくことになりました。
<------ここからネタバレ記事あり------>
映画「運び屋」のあらすじ:メアリーと最期の時を過ごすアール
アールは孫娘から連絡を受けます。
メアリーが重病のため余命数日だというのです。
まさに麻薬を運んでいる途中のアールは、はじめは「行けない」と断ります。
孫娘はアールに激怒します。
しかし、結局アールは仕事よりもメアリーを選びました。
組織に殺されることも覚悟の上で、メアリーと最後の時を過ごしたのです。メアリーとアールは最後に愛を語り合い、メアリーは安らかに息を引き取るのでした。
アイリスはやっとアールのことを許し、次の感謝祭は一緒に過ごそうと誘います。
組織のメンバーは、大量の麻薬を持ったまま姿を消したアールを必死で探していました。
そのメンバーの会話は、ベーツ捜査官も盗聴していました。
映画「運び屋」のあらすじ:逮捕されるアール
アールは再び、運び屋のルートに戻ります。
アールを見つけた組織のメンバーは、即刻アールを殺そうとしますが、アール以外に運び屋をする者がいないということで、アールは再び仕事を続けることになりました。
しかしとうとう、ベーツ捜査官がアールの車を確保。アールは逮捕されるのでした。
ベーツ捜査官は、カフェで会った老人アールが運び屋「タタ」であることを知り驚きます。
アールの裁判がはじまり、弁護士は麻薬組織が善良な老人アールを騙した主張。
しかしアールはみずから有罪であると宣言し服役する道を選ぶのでした。
アイリスたち家族は、アールの尊い姿を見て涙します。
アールは刑務所の庭で大好きな花を育てていました。
<------ここまでネタバレ記事------>
映画「運び屋」のキャストとあらすじ(ネタバレ)でした!
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