海外ドラマ「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ
海外ドラマ「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」(原題:Tom Clancy’s Jack Ryan)は、Amazonオリジナルドラマとして高評価を得ているドラマです。
CIAとイスラムの戦いを描いた作品ということで「ホームランド」と比較されることが多いドラマですね。
「ホームランド」ほどのレベルの高さではありませんでしたが、とても面白いドラマでした。
Amazonプライムビデオで鑑賞しました。
まずは、「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじをご紹介しましょう!
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:イエメンの不振な動きに目を付けるジャック
1983年、レバノンのベッカー高原にて、ある仲の良い兄弟が空爆に遭いました。
現在のアメリカ。
ジョン・クラシンスキー演じるジャック・ライアンは元海兵隊員。ウォール街で働いていた時期もあります。
現在はCIAのテロ資金・武器対策課「T-FAD」で分析官として働いています。
ジャックは、イエメンで不正な送金疑惑があることに気づきます。
そして上司のウェンデル・ピアース演じるグリーアに謎のテロリストとされているアリ・スリマン演じる「スレイマン」
が関わっていると報告します。
ジャックはスレイマンを逃がさないために口座を凍結すべきだと言いますが、グリーアは聞き入れません。
ライアンは独断で口座を凍結、グリーアは激怒します。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:キャシーと出会うジャック
ジャックはウォール街勤務時代の上司ミュラーから連絡を受けて、誕生日会に招待されます。
盛大なパーティーが行われており、そこでミュラーの娘で感染症専門の医者アビー・コーニッシュ演じるキャシーと出会います。
すぐに好意を持つ二人でしたが、ジャックはCIAで働いていることは隠していました。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:イエメンで拘束されたスレイマン
イエメンでは特別活動課「SAD」と公安が、スレイマンの手下と思われる男二人を拘束していました。
ジャックの不正資金に対する疑惑は当たっていたのです。
資金の流れを知っているライアンとグリーアは、男二人が拘束されているイエメンの秘密軍事施設コバルトに呼ばれます。
同じ頃、コバルトにある男が侵入していました。
男はジャックたちと格闘の末、拘束していたうちの一人を救出します。
ジャックは、この連れ去られた男こそ、スレイマンの手下ではなくスレイマン本人であると確信していました。
その勘は当たっていました。
救出された男はスレイマンであり、救出にやってきた男はスレイマンの弟アリだったのです。
この二人は、1983年レバノンのベッカー高原で空爆に遭い、生き延びた兄弟だったのです。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:フランスへ向かうジャック
ジョセフ神父が何者かに刺殺される事件が発生。
イエメンから戻ったジャックとグリーアは、手がかりからスレイマンはフランスの受刑者だったことを知ります。
ジャックとグリーアはフランスに飛び、フランス警察のアルノーたちと共にスレイマンを追うことになります。
一同はスレイマンの仲間のいるアジトにたどり着きますが、スレイマンの手下の一人が自爆ベストでアジトを爆破。
ジャックたちは大きな被害を受けます。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:ハニンの不安
イエメンで夫スレイマンの帰りを待つ妻のダイナ・シハービ演じるハニン。
スレイマンとハニンは息子と二人の娘とともに幸せに暮らしていました。
しかし、突然やってきたスレイマンの部下たちの不振な動きに、ハニンは不安を抱くようになります。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:フランスでアリを追うジャック
ジャックたちは、フランスにてスレイマンの弟アリの居場所を突き止めます。
フランス警察は即刻アリの逮捕を求めますが、グリーアは泳がすべきだと主張。
結局逮捕せずに泳がせて監視することになります。
現地ではジャックたちがアリの動きを追います。
そしてアメリカではドローン操縦士のビクターという青年がアリの動きを追っていました。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:ビクターの苦悩
ドローン操縦士のビクターは、まるで神のように空爆をするドローン操縦の仕事に嫌気がさしていました。
ハニンは叔父の協力を得て3人の子供を連れて、スレイマンのもとから逃げることを決意。
息子のサミルだけは父親のもとに残ると言います。ハニンは娘二人を連れて家を出ます。
しかし、途中でスレイマンの手下ヤジトに見つかり襲われそうになります。
その様子をモニターで見ていたビクターは、上司の命令に背きヤジトに爆弾を投下。
ハニンはヤジトから逃れることができました。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:アリを射殺するジャック
ジャックとアルノーは、立ち寄ったガソリンスタンドでアリの車を発見。
ついにライアンはアリと対面します。
格闘の末、ジャックはアリを射殺します。
混乱の中銃撃を受けたアルノーは死亡しました。
落ち込むジャックに対してグリーアは、こんな時はプライベートを楽しむように言います。
ジャックはキャシーをデートに誘い、楽しい時を過ごすのでした。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:ジョセフ神父が殺された理由
パリでは何者かに刺殺されたジョセフ神父の葬儀が行われていました。
そこには不振な3人の男の姿が。3人の男たちは、教会を封鎖しガスを噴射。
教会にいた人々は306全員が毒ガスにより死亡しました。
ジャックは、自分がアリを射殺せずに情報を聞き出していたら、3人の情報も得られたはずだったと自分を責めます。
ジョセフ神父殺しは、この教会テロのためだったことがわかります。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:国境を越えようとするハニン親子
ハニンは娘二人とともにトルコの難民キャンプにたどり着いていました。
そこで、テレビで声明を発表するスレイマンの姿を見ます。
ヨーロッパ入国が認められないハニンは、自分はスレイマンの妻であることを明かし保護を求めますが受け入れられません。
ハニンはしかたなく、密入国を仲介する人物に身に着けていた宝石を渡し、他の難民たちとともにトラックで密入国が行われている海岸へ向かうのでした。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:ハニンたちを追うヤジト
6ヶ月前。スレイマンとアリは、ある墓地からエボラに感染した遺体を掘り起こし盗んでいました。
ハニンたちは過酷な状況の中、トラックで移動を続けていました。
しかし、トラックが立ち寄った給油所に、スレイマンの手下ヤジトの姿が。
ビクターが落とした爆破に巻き込まれながらも、生き延びていたのです。
しつこくハニンたちを追うヤジト。
ハニンたちは密入国が行われている海岸までたどり着きます。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:ハニンにたどり着くジャック
ジャックとグリーアは、スレイマンの妻ハニンがトルコにいるという情報を掴んでいました。
ハニンを確保してスレイマンの情報を聞き出すために、ジャックとグリーアはトルコに到着しました。
そこでCIAの仲間から、ハニンにたどり着くための案内人としてトニーという男を紹介されます。
トニーは売春やドラックに関わる男で、ジャックは終始トニーの言動に憤りを感じていました。
しかし、トニーのおかげでハニンのいる海岸までたどり着くことができました
海岸に集まったジャックとグリーア、ハニン親子、そしてヤジト。
ヤジトはスレイマンからハニンを殺し、娘二人だけを連れ帰るように電話で指示を受けます。
しかし、緊迫した空気が続いた末に、グリーアはヤジトを射殺。
ジャックとグリーアはハニン親子をアメリカに連れ帰るのでした。
アメリカの安全な場所に保護されたハニン親子。
ジャックはハニンの息子サミルに再び会えるように全力を尽くすと約束し、ハニンからスレイマンの居場所を聞き出します。
ハニンの情報をもとに、スレイマン襲撃に向けて計画が進められます。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:人質となっているナドラー医師たち
スレイマンのアジトではナドナー医師をはじめとする国境なき医師団12名が数カ月前から人質になっていました。
ナドナー医師は、人質たちのために抗生物質などの調達を要求していました。
スレイマンは、ナドナー医師に言われた通りの物資を与えました。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:生物兵器に対する不安
CIAはスレイマンとアリが6ヶ月前に遺体を運んでいた情報を入手。
そしてこの遺体がエボラ患者であることを突き止めます。
偶然にも、感染症専門の医者キャシーもエボラ再発について不審な点を見つけていました。
それが盗まれた遺体の件だったのです。
キャシーは専門家として意見を求められ、エボラの遺体から生物兵器を作ることは可能であると答えます。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:救出される人質たち
スレイマン襲撃に向けて計画が進行。
その中で、アメリカ政府はスレイマンのアジトに国境なき医師団12名が人質になっていることを知ります。
その人質の一人のナドナー医師は大統領の戦友でした。
大統領はナドラー医師ら人質を確保するために、ドローン攻撃ではなく地上戦で攻撃することを指示します。
しかし、スレイマンのアジトにスレイマンたちの姿はなく、地下道から逃げた形跡がありました。
実は、スレイマンの息子サミルと娘サラはゲームのチャットでやりとりしていたため、スレイマンはアメリカの攻撃を事前に察知していたのです。
しかし人質は無事に全員救出されてアメリカに戻ることができました。
スレイマンを捕えられなかったことに憤りを感じるジャック。グリーアは人質が無事に戻れたことを喜ぶように言います。
「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のあらすじ:スレイマンの目的
ジャックは、スレイマンのアジトから持ち帰ったものの中から、スレイマンが大統領とナドラー医師が戦友であることを知っていた証拠を見つけます。
テレビでは、救出されたナドラー医師が大統領の隣にいる映像が流れていました。
ジャックは、スレイマンが人質を生物兵器として解き放ったことを確信します。
しかし、大統領は検査を受けるも陰性。エボラによる攻撃という予想は外れたのでした。
ちょうどその頃、ワシントン記念病院近くのピザ屋で爆破事故が発生。爆弾を仕掛けたのはスレイマンの手下でした。
事故による犠牲者はワシントン記念病院に運ばれます。
病院には大統領、副大統領をはじめ多くの高官たちが集まっていました。
そこでジャックははじめて、要人たちが集まるワシントン記念病院が標的であることがわかります。
スレイマンたちは混乱に紛れて、放射能爆弾を持ち込むつもりなのです。
スレイマンと息子のサミル、スレイマンの手下たちは、すでにアメリカに入国していました。スレイマンと手下たちは記念病院の空調室に放射能爆弾を仕掛け、病院から逃げだそうとします。
そこへジャックが駆け付け、逃げるスレイマンを地下道まで追い詰めます。
そしてついにジャックはスレイマンを射殺するのでした。
ハニンは無事に息子サミルと再会を果たし、グリーアはモスクワの支局長として栄転することに。
ジャックはグリーアの後任に選ばれるのでした。
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