海外ドラマ「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじと感想です。
ドラマ「ザ・グッド・ファイト」シーズン1は、「グッド・ワイフ」最終回から1年後から物語がスタートします。
引退するつもりだったダイアン・ロックハートを中心に、様々な弁護士たちの物語が描かれます。
まずは、「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじです
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「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじ:金融詐欺に巻き込まれるダイアン
第一線を走り続けてきた敏腕弁護士クリスティーン・バランスキー演じるダイアン・ロックハートは、ロックハート&リー事務所を去り、フランスで優雅なリタイヤ生活を送るつもりでした。
しかし、友人のポール・ギルフォイル演じるヘンリー・リンデルの投資ファンドが巨額の金融詐欺を行っていたことが発覚。
ダイアンもヘンリーの財団に投資運用を任せていたことから、破産に追い込まれてしまいます。
引退する経済的余裕がなくなったダイアンは、再び弁護士として働かざるをえなくなるのでした。
しかし、ロックハート&リー事務所とはすでに契約をした後だったために戻ることはできません。
そんなダイアンに対し、黒人で構成される事務所レディック&ボーズマンの代表パートナー弁護士であるデルロイ・リンドー演じるエイドリアン・ボーズマンが一緒に働きたいと仕事をオファーしてきました。
しかし、ダイアンは自分をほしがる事務所はたくさんあると言って断ります。
しかし、ダイアンを受け入れたいと言っていた事務所の人々は、みなダイアンを受け入れようとしません。
実はダイアンは彼らにもヘンリーの会社に投資するように勧めていたのです。
結局ダイアンはエイドリアンのオファーを受けることを決意、ジュニアパートナーとして働くことになるのでした。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじ:事務所を追われるマイア
若き弁護士ローズ・レスリー演じるマイア・リンデル はヘンリー・リンデルの娘です。
親のコネでロックハート&リーの事務所で働きはじめていました。
しかし、ヘンリーが金融詐欺事件の容疑者として逮捕されると、マイアも即刻解雇されてしまうのでした。
ダイアンはそんなマイアの名付け親でした。
職を失ったマイアに対してレディック&ボーズマン事務所で一緒に働くことをオファーします。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじ:新しいスタートをきるダイアンとマイア
ダイアンとマイアはそれぞれの事情により、レディック&ボーズマンで新たなスタートをきることになります。
ダイアンは「グッド・ワイフ」で政治コンサルタントをしていたサラ・スティール演じるイーライ・ゴールドの娘であるマリッサをアシスタントにしました。
マリッサはアシスタントとして事務仕事をするだけでなく調査員のような仕事もこなすようになります。
黒人ばかりの事務所の中で浮いた存在になったダイアン。
もう一人の代表パートナーであるバーバラはダイアンに批判的な態度ばかりとっていました。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじ:ヘンリーの訴え
ヘンリーはマイアに自分は無実であること、自分ははめられただけだと訴えます。
そんな中、マイアは母レノアと、ヘンリーの弟ジャックスが密会しているところに遭遇します。
マイアは母レノアの浮気と、ジャックスが詐欺事件に関わっているのではないかと疑います。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじ:マイク・クレスティーバの登場。
「グッド・ワイフ」ではピーター・フロリックのライバルとして登場していたマイク・クレスティーバ。
司法省取引員会の委員長を務めているクレスティーバは、黒人による「警官の暴力事件訴訟」を減らすために、暴力事件に強いレディック&ボーズマンの事務所を潰そうと画策していたのです。
さらにクレスティーバは、ヘンリーの金融詐欺事件も追求していました。
マイアが父を共犯であるとこじつけようとします。
レディック&ボーズマン事務所は、そんな事務所の危機に際し、無敵の弁護士タシオニに弁護を頼むことに。
独特の雰囲気を持つタシオニは「グッド・ワイフ」にも登場した切れ者弁護士です。
タシオニの力により、レディック&ボーズマン事務所の危機は去るのでした。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじ:両親の不正に気がつくマイア
FBIのマデリン・スターキーは、ヘンリーの金融詐欺事件を調査していました。
そして任意でマイアへの聞き込みを始めるのでした。
マデリンは、はじめは両親が不正に関わっていたことを否定します。
しかしマデリンから過去の出来事について質問されるうちに、細かい出来事が思い出されてきたのです。
マイアは、過去に恋人のエイミーに「両親の投資ファンドには投資しない方が良い」とアドバイスしていました。
マイアは、この時点で両親が詐欺事件に関わっていると疑っていたことに改めて気が付くのです。
しかし、マイアはルッカの指示により、エイミーに投資をしないようにアドバイスしたのは「お金と恋愛を別々にしたかったから」と嘘をついてしまいます。
この嘘を見抜いたスターキーは、マイアを起訴することを決めるのでした。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじ:真実を知るマイア
ヘンリーは、検察から35年の実刑を受けるのであればマイアを起訴しないという条件を持ち掛けられます。
ヘンリーはマイアにその事実を話しますが、マイアはそんな取引をせずに戦うべきだと言います。
しかし、ヘンリーは実は自分は詐欺に関わっていたことを打ち明けるのです。
ヘンリーとレノア、そして弟のジャックスは、もともと、詐欺目的で財団を立ち上げていました。
しかもダイアン以外のクライアントもみなそれを承知していたのです。
ところが、動揺するマイアを残し、結局ヘンリーは逃亡。マイアは起訴されてしまうのでした…。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじでした。
では、次は、「ザ・グッド・ファイト」シーズン1の私の感想です。
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海外ドラマ「ザ・グッド・ファイト」シーズン1の感想
「ザ・グッド・ファイト」は、大好きだった「グッド・ワイフ」のスピンオフドラマということで、とりあえずシーズン1を鑑賞しました。
「グッド・ワイフ」に勝ることはありませんでしたが、「グッド・ワイフ」好きにはたまらないドラマですね。
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以下がシーズン1の私の感想です。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のストーリーの感想:「グッド・ワイフ」と比べてみると…
スピンオフドラマが、本家ドラマを越えることはなかなか難しいことです。
本家ドラマのクオリティが高ければなおさらです。
「グッド・ワイフ」は非常にクオリティが高く見応えがあるドラマでした。
主人公のアリシア・フロリックを中心に、夫や家族問題、恋人との恋愛問題を描きながら、アリシアの務める法律事務所が扱う事件も同時進行します。
1時間にこれほど詰め込めるのかと思うような濃いドラマでした。
「ザ・グッド・ファイト」も基本的に「グッド・ワイフ」と同じ構造となっています。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のストーリーの感想:マイヤの存在
新人弁護士マイヤ・リンデルを中心に、マイヤの家族問題や恋愛問題、そして法律事務所の事件が展開します。
しかし、すっかり同じ構図であるがゆえに、どうしても「グッド・ワイフ」と比べてしまうのです。
「グッド・ワイフ」のワイフのアリシアは、州検事の夫の女性スキャンダルに巻き込まれながらも、弁護士に復帰して新たな地位を確立しています。
普通の女性であれば押しつぶされてしまいそうな状況の中で、女性として母として強く生きていくアリシアの姿が描かれていきました。
マイヤも同じように父親の投資詐欺スキャンダルに巻き込まれていきます。
アリシア同様にそのスキャンダルにより窮地に追い込まれながら、自らの道を切り開いていこうと奮闘します。
しかしマイヤの強さは物足りなかったですね。
「ザ・グッド・ファイト」というタイトルから、もっとマイヤがガンガン戦うことを期待していました。
マイヤのように一見か弱そうな女性が戦う姿が見れるのは爽快なものです。
マイヤのもっとパワフルな戦いがあればもっと盛り上がるドラマになったと思います。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のストーリーの感想:マリッサの存在
マイヤは、アリシアのポジションとしてまだ少し物足りなさがありました。
今後の展開に期待しましょう。
しかし、「グッド・ワイフ」の調査員カリンダ・シャマラのポジションとして登場したマリッサ・ゴールドはすごく良かったですね。
マリッサは、政治コンサルタントのイーライ・ゴールドの娘として「グッド・ワイフ」にも登場していました。出演シーンが少ない中で、抜群の存在感を残していた独特のキャラクターでした。
そのマリッサが今回はメインキャストになって登場します。若い女性の設定ですが、おばちゃんのような風貌と行動が大好きです。
父親譲りの鋭い洞察力で事件を解決したり、緊迫したムードを和ませたりと大活躍のキャラクターでした。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のストーリーの感想:恋愛要素
さらに「グッド・ワイフ」と比べて物足りなかったのが恋愛要素です。
「グッド・ワイフ」はアリシアと夫、そしてアリシアの同僚ウィルとの三角関係の行方が最高でした。
さらにカリンダをとりまく恋愛模様にも引き込まれました。
今回もマイヤやルッカの恋愛が描かれているのですが、それほど引き込まれる内容ではありませんでした。
もっとそれぞれのキャラクターの恋愛事情も盛り上げてほしいところですね。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のストーリーの感想:でも、おなじみのキャストは楽しめた
シーズン1は、「グッド・ワイフ」と比べながら色々とあら探しをしてしまったのですが、決して面白くなかったわけではありません。
「グッド・ワイフ」と比べたら…というところはありますが、単独のドラマとしてみたら面白いドラマだと思います。
そして何と言っても、「グッド・ワイフ」おなじみの顔ぶれの登場にテンションが上がりました。
もちろん、ダイアン・ロックハートの魅力は健在。
ゴージャスなファッションに身を包み、いつも自信たっぷり。
ダイアンの高笑いを聞くと気持ちがスカっとしますね。
さらにダイアン以外にも「グッド・ワイフ」のキャストが多数出演しています。
事務所の弁護士、ルッカ・クインやジュリアス・ケインは、「ザ・グッド・ファイト」でさらに存在感が強くなりました。
ロック&ガードナー法律事務所の離婚弁護士デヴィッド・リーや、引退した高齢弁護士ハワード・ライマンも出てきましたね。
さらに、個人的に大好きなのが変わり者だけど超キレ者の弁護士エルズベス・タシオニ。
「グッド・ワイフ」で全シーズンにゲスト出演していましたが、今回も出番が多くて嬉しいです。
その他にも「グッド・ワイフ」のおなじみキャラクターが多数出演しています。
「グッド・ワイフ」のメインキャストはあまり出てきませんが、その代わりに脇役のキャラクターが結構たくさん出てくるので目が離せません。
もちろん「グッド・ワイフ」を観ていなかった方にも十分楽しめるになっていますが、「グッド・ワイフ」ファンはさらに楽しめるでしょう。
スピンオフドラマの場合、どうしてもサブだったキャラクターが主人公になるので物足りなさがあります。
しかし、ダイアン・ロックハートは主役になっても十分パワフルなキャラクターでした。
「グッド・ワイフ」のように長く続くドラマになるかもしれませんね。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン1のあらすじと感想でした。
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