海外ドラマ「ザ・グッド・ファイト」シーズン2のあらすじと感想
マイア逮捕というショッキングなラストで終了した海外ドラマ「ザ・グッド・ファイト」シーズン1。
シーズン2でこの問題は解決するのか?
もしくはさらに大きな問題が起きるのでしょうか?
待望のシーズン2のあらすじをご紹介したいと思います。
ではまずは、ドラマ「ザ・グッド・ファイト」シーズン2のあらすじからです。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2のあらすじ:カール・レディックの死
シーズン2は、レディック&ボーズマン事務所の創始者であるカール・レディック死去という話からスタートします。
そしてカールの娘であるリズが登場。
リズは、エイドリアン・ボーズマンの元妻であり、元連邦検事補という女性です。
リズは司法省をやめて、自ら法律事務所を立ちあげようとしていたところでした。
リズは、亡き父レディックの名前を事務所名から外すように言います。
しかし、レディックのネームバリューがほしいダイアンは、娘のリズを事務所に誘うのでした。
はじめはダイアンと対立していたリズでしたが、しだいに打ち解けてレディック&ボーズマン事務所で働くことになりました。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2のあらすじ:マイアの事件の結末
父ヘンリーの詐欺事件に巻き込まれて逮捕されたマイア
は、仮釈放の身となっていました。
FBIのスターキーはまだしつこくマイアを追い回し、逃げた父親の情報を渡せば起訴を取り下げると取引をもちかけます。
マイアの裁判には、服役中の母親レノアが証人として呼ばれました。
レノアは検察からマイアの有罪を証言すれば減刑すると言われていたのです。
しかし、レノアはマイアの罪を完全否定。自分の自由よりも娘を優先したのでした。
一方、マイアの父親ヘンリーは逃亡中。
警察もマイヤも必死で行方を追いますが、なかなか姿を現しません。
そして、マイアはついに父親ヘンリーと電話で話すことに成功。
マイアは、ヘンリーに出頭すれば自分もレノアも助かることを伝えて、自首してほしいと話します。
しかし、ヘンリーは自分の身を守ることしか考えていません。
そこへ、マイアとの電話を逆探知していた警察がヘンリーの居場所を確認、ついにヘンリーは逮捕されるのでした。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2のあらすじ:ルッカの妊娠が発覚する
はっきりしない関係のルッカとコリン。
そんな中、ルッカはコリンの子供を妊娠していることが発覚します。
この事実を知ったコリンはすぐにルッカにプロポーズするのですが、ルッカは子供を結婚の理由にしてほしくないと断りました。
ルッカは事務所のみんなにも妊娠したことを報告し、大きなお腹になっても今までと変わらずバリバリ働き続けます。
コリンはいつもルッカの体を気遣い、やさしい言葉をかけてサポートしようとするのですが、ルッカはそんなコリンの優しさを断固拒否するのでした。
そんなコリンはイリノイ1区の下院議員に立候補することになります。
このイリノイ1区はアフリカ系が多い地域。
コリンの母親は黒人女性ルッカの力が必要と考え、二人がうまくいくように画策します。
ルッカは無事に出産。
天使のような赤ちゃんに愛情を感じながら、コリンとの今後の関係に悩むのでした。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2のあらすじ:弁護士を狙った連続殺人事件が多発する
シカゴでは、弁護士を狙った殺人事件が多発していました。
弁護士たちは、次は自分が標的になるのではないかと不安な毎日を過ごしていたのです。
そしてついにダイアンのもとへ不審な手紙が届きます。
そうとは知らず手紙を開けてしまったアシスタントのマリッサとマイア。
封筒の中にはダイアンへの脅迫文と白い粉が。白い粉は猛毒リシンであると書かれていました。
恐怖に凍り付く二人。
危険物処理班がかけつける大騒動になるのですが、結局この粉はただの重曹であることがわかり一件落着。
犯人は連続殺人犯ではなく、事務所のアソシエイトでした。
仕事が間に合わずクビになりかけていたために、時間稼ぎでやったことがわかります。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2のあらすじ:エイドリアンが撃たれる
エイドリアンが何者かに襲われる事件が発生。
エイドリアンは一命をとりとめますが、犯人捜しは難航します。エイドリアンを真正面から撃った男は顔を隠していた為、白人男性で赤いマフラーをしていたということしかわかりません。
リズの夫で警官のイアン・ローレンスは犯人捜査のために、リズに事務所の顧客リストを提出するように頼みます。
本来リズは守秘義務があるためリストを渡せないのですが、妻が夫に渡すということで、イアンにリストを渡してしまいます。
イアンの目的は実は犯人捜しではなく、レディック&ボーズマン事務所の犯罪者のクライアントを調べるためでした。
レディック&ボーズマン事務所のクライアントには、あの麻薬王ルモン・ビショップや妻殺しのコリン・スウィニーがいます。
不意打ちで警察の取り調べを受けたビショップとスウィニーは激怒。
自分たちを売ったレディック&ボーズマン事務所をやめて別の事務所を変えようとします。
その隙につけこんだのが、以前レディック&ボーズマン事務所に負けて恨みを持っている大物弁護士のソロモン・ウォルターでした。
エイドリアンが不在で勢いをなくしている事務所につけこみ、一気にクライアントを奪おうと画策していたのです。
これにダイアンは大激怒。
ウォルターに宣戦布告し、見事ウォルターのクライアントを逆に奪うことに成功するのでした。
そしてエイドリアンを撃ったのは、弁護士を狙った連続殺人犯ではなく、以前事務所が訴えた白人悪徳警官のホワイトヘッドであることがわかります。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2のあらすじ:ダイアンとカートとの関係
お互いにモヤモヤした関係だったカートとダイアンですが、ついに本気で一緒に生きていくことを決意し、二人の絆はより強いものとなっていきます。
カートはFBIで働くことになり、身辺調査としてダイアンも調べられることになります。
その結果、ダイアンの今までのトランプ政権への不満発言が明るみになり、トランプ大統領暗殺共謀罪に問われることになってしまいます。
ダイアンは「外に敵がいる」と言い、改めて戦う姿勢を見せるのでした。ドラマ
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2のあらすじでした。
では、次はドラマ「ザ・グッド・ファイト」シーズン2を見た私の感想です。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2の感想
本家ドラマ「グッド・ワイフ」に比べるとちょっと地味な印象を受けたシーズン1でした。
どうしても、好きだった「グッド・ワイフ」と比べてしまって・・・。
でも、シーズン2は「ザ・グッド・ファイト」らしさが出てきて、シーズン1よりも見応えのある内容となっていました。
以下が私の感想です。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2の感想:ダイアンの人間臭さが良かった
シーズン1は、マイア、ルッカ、ダイアンの3人の女性がそれぞれの敵と戦う姿が描かれました。
でもシーズン2ではマイアは父親の事件があっけなく終わったことから出番が減り、ルッカも妊娠騒動により弁護士としての戦う姿があまり見られませんでした。
マイアとルッカの活躍が減った分、ダイアン中心のシーズンとなっていました。
いつも完全無敵で自信たっぷりのダイアンですが、今回はダイアンの人間臭い部分がより描かれていたと思います。
弁護士を狙った連続殺人事件への恐怖、トランプ政権への不満などから、ダイアンはどんどん不安定になっていきます。
無料ドラックに手を出したり、カートを裏切って不倫をするなど、ダイアンらしくない行動が目立ちました。
でも、このような不安定なダイアンの姿が逆に新鮮でした。
シーズン中盤はいつものキレがないダイアンでしたが、ラストにはいつものダイアン節が戻ってきます。
トランプ政権から嫌がらせを受けたダイアンは真実を暴くために新たな戦いに挑んでいきます。
さらにずっと中途半端だったカートとの関係にもしっかり向き合い、やっと安定した大人の関係になれたのです。
頼りにしていたドラックも全て処分して、自分の力で様々な問題を乗り越えていこうとします
シーズン2は色々なダイアンの表情を見れたところが面白かったですね。
戦う女性、ダイアンは健在でした。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2の感想:マリッサがますます好調
シーズン1に引き続き絶好調だったのが、アシスタントのマリッサです。
いつもイキイキしていてすごく前向き。
ずけずけと言いたいことを言うのですが、なぜか憎めない愛されキャラでもあります。
友達にいてほしいような、アメリカドラマに欠かせないキャラクターです。
シーズン2は裁判のシーンが少なく、それ以外のところで問題が起きました。
そして調査員であるマリッサがいつも機転をきかせて問題を解決していくのです。
さすがイーライ・ゴールドの娘だけあって、窮地に追い込まれた時の対処方法や、対策を練るのが得意でした。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2の感想:トランプ政権との戦い
シーズン1はマイア父の詐欺事件という大きな事件がシーズン通して続きました。
シーズン2も弁護士連続殺人事件や、ルッカの妊娠騒動などの問題が描かれているのですが、一番のテーマは何かと聞かれれば「トランプ政権との戦い」でしょう。
ここまでダイレクトに描いて大丈夫?と心配になるほど、タイムリーなトランプ政権への批判が次から次へと出てきました。
これほど実際のスキャンダルと同じ内容を投入してくるのは、日本のドラマでは絶対に見られないスタイルです。
シーズン2が始まった直後のダイアンは、新しく事務所に加わったリズを対立していました。
シーズン2は、このダイアンとリズの戦いがメインになると思って観ていました。
ダイアンVSリズの大人の女性対決が見られると思ったのですが、問題はあっさり解決。
いつのまにか親友のような関係になりつつあります。
でも、トランプ政権との戦いが終わることはありません。
このブレないトランプ政権批判は今後もずっと続くのでしょう。
「ザ・グッド・ファイト」シーズン2の感想:シーズン3はどうなる?
トランプ一色とも言えるシーズン2でしたが、シーズン3はどんな内容になるのでしょうか。
ここで勝手に予想をしてみたいと思います。
まず、トランプ政権への批判はまだまだ続くと思います。
シーズン2のラストではついにダイアンがトランプ暗殺の共謀罪に問われるまでに進展しているので、さらにトランプ政権ネタが多くなる可能性もあります。
そしてシーズン1、2同様に「グッド・ワイフ」のなつかしい顔ぶれが登場すると思います。
アリシア・フロリックの登場はおそらく難しいでしょう。
私が期待しているのはイーライ・ゴールドの登場です。
「ザ・グッド・ファイト」で大健闘を見せているメリッサの父親のイーライがそろそろ顔を出すのではないでしょうか。
さらに、ルッカとコリンの恋愛関係や、ルッカのママぶりも楽しみですが、それよりも弁護士としてのルッカの活躍が見たいですね。
シーズン2は敏腕弁護士の活躍があまりありませんでした。
シーズン3では、ルッカが事務所の中心となって事件に挑んでいくと予想します。
「グッド・ワイフ」のスピンオフドラマとしてスタートした「ザ・グッド・ファイト」は、中毒性のあるドラマです。
1話完結ではありますが、様々な事件が交錯しているので、複雑なサスペンスとしても楽しめました。
シーズン3の制作も行われているとのこと。
シーズン3を楽しみに待ちたいと思います。
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